排水性の悪い土壌ではにんにくの生育が悪い-2022-23(8)

かなり暖かくなり、にんにくの生育も順調です!

さび病も出ておらず、今年もまだ一回も薬剤散布していません。

植え付け時の種子消毒以降は、無農薬栽培ですね。

排水性がにんにくの生育に与える影響は大きい

今のにんにく用圃場、元々は2つに分かれていました。

3年前から栽培を始め、最初は0.5アール程の面積でした。

最初はこの写真ぐらいの範囲でしたが、ご縁がありその隣を一昨年から借りています。

面積的に約7倍にもなり、一気に作付量も増えたわけです。

で、新旧の畑の境目は元々通路だったんですよ。

きっと何年もの間踏み固められて、土壌の奥深くで硬盤層が出来上がっていると思われます。

その証拠が、生育の差になって非常にわかりやすく現れてますね。

ちょっと写りが悪いんですが、写真の真ん中あたりだけ生育悪いのわかりますか?

ここが、通路だった場所なんです。

一直線に悪いので、明確です。

土の表層はしっかり耕うんしているし、与えている資材も一緒なので、考えられるのはやはり地中ではないかと。

見える形の排水性は明渠をしっかりつくればいいのですが、土中の排水性がここまで影響を及ぼしているって、面白いですよね。

それがわかっていたからこそ、硬盤層破壊や中耕を大事にしているって話、このブログでも何度も書いています。

今回、それが証明できたし、確証も得られたので、この元通路あたりの生育すら良くなるように今後手を入れていきたいなと。

そのための設備投資、ちょっと検討中です、ふふふ。