品物が売れる店舗と売れない店舗の違い

去年収穫のにんにく、県内あちこちの店舗に送りで品物を出していました。

その販売状況は自動で管理してたので、どの店舗がどれぐらい売れてたかわかる訳です。

で、にんにくは鮮度や出芽の問題で、出来れば12月末まで。遅くとも1月か2月ぐらいまでには売り切りたいのですが、いくつかの店舗は在庫が残っていたのです。

そんな店舗のにんにく、すぐにでも回収しておくべきでしたが、なにせ遠くの店舗はなかなか難しい・・・

でもようやく回収してきたのですが、とある1店舗だけ非常に売れ行きが悪く、かなりの数の在庫が残っていたのですが、販売状況を見て凄く納得しました。

良いものを作れば売れるという訳ではない

その店舗では、よくある木製の野菜カゴににんにくを入れてあり、恐らくは見た目よくディスプレイをしてくれたのだと思うのですが、そのカゴが逆に目隠しとなってしまい、にんにくが見えなかったんです。

↑こういうやつ(写真はフリー素材より)

しかもカゴ自体が棚の一番上に置かれていたので、背の高い人でないと中ににんにくが入っている事すらわからなかったかもです。

という事で、この店舗では売れ行きが極端に悪かったのでしょう。

品物が売れるには、色々な条件が必要だと思っています。

ただ良い品物を作れば良いという訳ではなく、時期・値段の他にも、パッケージの見た目、そして目につくかどうか。

なるべく目を引くような、まず手に取ってもらえるような、そんな工夫も大事なんです。

そこから先は、生産者の名前で指名買いしてもらえるような品質で提供し続けれれば良いのだと思います。

 

とりあえず、今年の出荷からは、あまりに売れ行きが悪い様子の店舗は、早めにチェックしていこうと思いますね。