にんにく畑の深耕・ニューロータリーソイラーを使ってみる
以前、トラクターへ取り付けまで完了していた深耕用のニューロータリーソイラー。
オクラで忙しくてその後触っていませんでしたが、ようやく出番が回ってきました!
秋のにんにく植え付け前に、管理進めていきましょう
最初は雑草を軽くカット
深耕の前に、邪魔な雑草をある程度刈り込んでいきます。
膝の高さぐらいなので、トラクターのロータリーでも十分に可能ですが、これ以上伸びてたら大変だったかも?
こういうトラクターの通常作業をするときに、ニューロータリーソイラーは取り付けたままでいいのが最高だと思ってます。
刃だけ逆向きにしとけばいいだけですからね。作業時間も数分。
あと、ニューロータリーソイラーは耕うん時の回転力も深耕時に必要なようですので、この刈り込みは浅く軽くまでにしておきました。
・・あってるのかな?今度メーカーさんにも聞いてみようと思います。
すっかり地上部は刈り込み終わりました。
このあと、畑全体に完成したばかりの乳酸菌もみがらぼかしも散布し、この後の深耕時に一緒にすき込んでいきます。
刃の深さを設定
では、いよいよニューロータリーソイラーで深耕していきます。
深耕用の刃は、3段階に深さを調整できます。
取り付けてくれたイセキのメーカーの方からは、最初は様子見の為にも一番浅い設定でやってみて下さいと言われていましたので、その通りにしましょう。
いきなり壊したりしたくないですからね。
黒い刃をピンで固定してあるだけで、工具無しで簡単に調整できます。
農機具の調整とかメンテナンスって、まず畑でやりますから、大掛かりになったり細かい部品があったりすると大変なので、ありがたいですね。
ニューロータリーソイラーでの深耕
・・で、実際の深耕状況なんですが・・・・
作業に夢中になって、写真撮り忘れです💦
終わった後の写真がこちら。
少し浅くなってるところが、深耕刃が通ったところです。
縦に4箇所。あと対角線上にバッテンするように斜めにもやっています。
最初は浅いと効果薄いかな・・?と思ったのですが、思いのほか抵抗が強くて、場所によってはトラクターが一瞬止まるほどでした。
ロータリーを持ち上げてみると、刃に固い土の塊がついてきたりも。
こういうのが、いわゆる硬盤層ですね。
トラクターなどの重機が上を走り回ると、だんだん地中で踏み固められた層が形成されて、水はけを致命的に悪くしていきます。
この硬盤層をしっかり破壊して、水はけをよくするのが最大の目的となります。
本当はもっと深くまで破壊したいところですが、この日は一番浅い設定のまま終了。
もみがらぼかしのすき込みもしながら、何度も深耕し、少しずつ水はけをよくしていくしかありません。
よりよい作物を作る為にも、地道な努力を続けていかないとですね。