簡易出入口用ファスナーで出入口を作る・完成!ーパイプ小屋の拡張大作戦(10)

10回目となった、パイプ小屋の拡張大作戦。今回で完成です!

これまでの経緯↓

パイプ小屋の拡張大作戦!-ぼかし作り用の小屋が欲しい
資材の購入と柱へ重りの取り付けーパイプ小屋の拡張大作戦(2)
屋根と壁の柱を組み立てるーパイプ小屋の拡張大作戦(3)
柱を補強して骨組みを完成させるーパイプ小屋の拡張大作戦(5)
屋根に雨水がたまり・レンズ効果で地面の防草シートが溶けるーパイプ小屋の拡張大作戦(6)
屋根に中空ポリカを貼るーパイプ小屋の拡張大作戦(7)
水道の配管を延長するーパイプ小屋の拡張大作戦(8)
排気用の換気扇とダクトを設置する。酸欠に注意!ーパイプ小屋の拡張大作戦(9)

今回は、出入り口を作り、残った壁にフィルムを貼って完成となります。

さぁ、気合い入れて最終回を書きましょう!!

出入り口は簡易出入口ファスナーを使う

去年作った側のパイプ小屋では、出入り口用のドアをちゃんとパイプを組んで作りました。

結構面倒で、製作精度も必要だし、資材費も手間も掛かったのを覚えています。

ですので今回の拡張側では、ドアを作るのをやめました。

ではどうするかと言うと、ニンニク乾燥室で使ったように、ファスナーでの出入り口にしようと思います。

丈夫でコスパの良いパイプ小屋を自作する(8)-妻面とドアの作成-
乾燥室を作る-ニンニク乾燥機の改良2021(3)

乾燥室では、下の写真みたいな感じでした。

赤い部分が両面テープ付きファスナーです。

この時は「マジックドア」という商品を使いましたが、テープの貼り代が少なくて、強度的にちょっと不安が残る結果に・・・

安くてよかったのですけどね。

という事で、今回はもう少しお値段は上がりますが、貼り代たっぷりの「簡易出入口用ファスナー 」という商品を採用しました。

この簡易出入口用ファスナーを2つ、出入り口部分のフィルム左右に貼れば、その名の通り簡単に出入り口を作れるわけです。

・・・なんですが、雨が降りそうな中急いで作業していたら、作業中の写真を撮り忘れ、ブロガーとして一番悲しいミスです(T_T)

という事で完成したのがこちら。

この簡易出入口用ファスナーは、両面テープなどはついていません。

ファスナーの両側が幅広のビニールですので、そことハウスの農POフィルムを、強力な補修テープを使って貼り付けたわけです。

風雨にも経年劣化にもなるべく強くなるよう、裏からも表からも、ビッタビタに貼り付けています。

さらには、被膜スプリングで左右をガッチリ固定!

裏から撮影

強度的は、ドアを作ったほうが強いのでしょうけど、これならかなりコストも手間も抑えられるし、なにより密閉度が高いです。

臭いの出やすいボカシの仕込み小屋ですから、こういう出入り口のほうが向いているかな?という意図もあります。

あとは、材料の出し入れもしやすいと思います。

こうして全開にすれば、ドアが邪魔という事も無いですしね!

運用する時は、真横に軽トラックを付けて、資材の出し入れもしやすくなるだろうと想定しています。

ということでドアも完成したので、残った1面の壁も被膜スプリングで固定していきます。
(写真は貼った後だけど・・)

以上で、”ほぼ”完成!

・・いやね、ほぼというのは壁の下部あたりも被膜スプリングで固定していくはずが、計算ミスで足りなくなっちゃって・・・

まぁ使用にはさほど支障無し!・・という事で、これでいったん完成とします(^^)

予定より4ヶ月ほど遅れちゃったけど、なんとかこれでボカシの仕込みが効率的にやれるようになるはず。

すっごい期待とワクワクしています♪