乾燥室を作る-ニンニク乾燥機の改良2021(3)

2021年版ニンニク乾燥機、第三回です。

前回はコンテナを覆うビニールシートを改良したので、今回は外側の乾燥室を作ります。

乾燥室の枠を直管パイプで作る

どんな素材で、どういう乾燥室を作るのかちょっと悩みました。

木製でしっかりした物を作るか、去年みたいに断熱材で囲うか・・・

悩んだ末出した結論は、「簡単に安く作れる」ようにする事。

手持ちの余った材料を最大限活用出来ればコストは下がるし、お手軽な構造にしておけば翌年以降また改造しやすくなります。

だって、どうせまた栽培量が増えたり、やりたい事も増えるでしょうからね(^^)

という事で、パイプ小屋を作る際った際に余っていた19.1mmの直管パイプでフレームを作ります。

継手も余り物を大集合させて、ツギハギしながら作ったので、今回は作り方説明は無し。

収穫コンテナよりひと回り大きいサイズに出来れば、どんな構造だっていいでしょう。

壁はハウス用のビニールで作る

壁は、お手軽にビニールを貼る事にしました。

ちょうど余っているハウス用の農POフィルムがあったので、それを使います。

パイプとの固定は、これまたハウス用のパッカーを使います。

一番下・底の部分も貼っておかないと、乾燥した空気を隔離できません。

そしてコンテナを入れる為に、1面はフルオープンしたいのですが、ここで前回も使ったファスナー(チャック)を活用します。

開け閉めしたい面にビニールを貼ってから、その上に粘着付きファスナーを両端に貼っていきます。

貼った後で、不要部分だけカッターで切り落せば、サイズを間違う心配もありません。

貼ったビニールの裏側からカッターで不要部分を切り落とす

両端に貼り終えた状態がこちら。

これは完成直後なので、前回のコンテナ用ビニールのようにテープでの補強を入れていませんが、不要部の切り落とし前にしっかりとテープを貼っておいた方が良いです。

後で何箇所か剥がれたので・・・

こんな感じでテープ貼っておきましょう。

ファスナーを開いて、1面フルオープンにするとこんな感じ。

うん、いい感じに仕上がりました(^^)

廃材を活用したので、新たに買い足した部品の費用は3000円ほど。

木枠で作るより、はるかに安く仕上がったと思います。