屋根と壁の柱を組み立てるーパイプ小屋の拡張大作戦(3)
パイプ小屋(ビニールハウス)の拡張作戦、3回目です。
前回、柱となる単管に重りを取り付けました。
それではこの柱を建てていきたいと思います。
柱と屋根を仮置きしてみる
今回、北側に1面壁を作るだけですので、柱は4本ですが、まずは角の位置を決めていきます。
去年建てたパイプ小屋の柱の位置と合わせるように、柱と屋根を仮置きしてみました。
屋根部分は、元の小屋と先に固定しています。
こうしないと、位置がなかなか決まらなかったのですよねぇ・・
ちょうどいい継ぎ手が無かったので、いつものように端をハンマーで叩き潰し、ドリルで穴を開け、タッピングビスで直接固定しています。
あと、わかりにくいですが、潰した単管と直角にもパイプを差し込み式Tバンドで固定。
中央2本の屋根を作るときと、ビニールを止めるときに、後々このパイプも必要になります。
ずれないように、タッピングビスで止めておいたほうが、作業は楽になります。
角の柱用に穴を掘って埋める
だいたいの場所が決まったら、穴を少し広めに掘りましょう。
ただ、先程の写真でもわかるように、かなり深く埋めないと柱と屋根が繋げそうにありません。
途中、大きな石がゴロゴロ出てきますが、頑張って掘ります。
作土層を超え、心土層(粘土質)の土になっても、頑張って掘ります。
仮置きしてみて、柱がだいたいこれぐらいの高さになればOK。
ユニバーサル継手で、軽く固定しておきます。
それから穴に砂利を敷き詰め、柱を埋めて固定します。
このあたりは、去年の作業と全く一緒なので、そちらを御覧ください。
(というより、作業に忙しくて写真撮り忘れ(^_^;))
角の2本をしっかり決めておけば、後は楽になります。
しっかりと埋めて、ガッチリ固定しておきましょう。
残りの柱を埋めていく
残り2本の柱も、位置を決めて埋めてしまいましょう。
・・・と、ここで心配していたトラブルが発生!
かなり深く掘って埋めているのですが、どうにも掘り出せないサイズの石に当たってしまいました・・・
これをどうにかするぐらいなら、重りの方を小さくした方が楽そうでしたので、ハンマーでブロックを粉砕!
強度と重り的には、角2本がしっかりしていれば問題無かろうという考えです。
結局、2本ともブロックを割る事になりました・・(^_^;)
屋根を組み立てる
中の柱も埋める前に、屋根を組み立てておきます。
角の屋根とは違い、先程通しておいたパイプにまた差し込み式Tバンドで屋根用パイプを止めていきます。
抜けどめのタッピングビスも忘れずに。強度も格段に上がります。
屋根の端部は、反対側と同じようにパイプを通しておきます。
それぞれの柱の高さを、ここで細かく合わせていきました。
右側の写真のように、柱の垂直も水平器を用いてしっかり出しておきます。
この段階でこれを怠ると、後々合わない箇所が増えてくるので、慎重に。
これで柱が4本と、それぞれに屋根用のパイプを通すところまで完成しました。
ここまできたら、しっかりと土を被せて埋めていきます。
なお、最終的にはタッピングビスで固定し、あちらこちら補強していきますが、全部のパイプを組み立ててからの方が良いかと思います。
抜けどめの必要最低限だけ止めて、あとはフリーにしておく事で、この先のパイプを組み立てる際、調整が効きやすくなります。
・・と、ここまでやったところで、記録的な早さで梅雨入り!
まぁ、後は地上部なので雨が降っていても、土がぬかるんでも作業は可能ですが、とりあえずいったん作業は中止。
だって、ニンニクの収穫とオクラの作付けの方を優先しないとですからね(^_^;)
本当はそれまでに完成させたかったのは、ナイショ。。。