あめつちニンニク栽培記1-緑肥を育てる

2019年12月17日

栽培する品目はニンニクと決めました。

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ここ静岡での植え付け時期は、10月中旬~下旬ぐらいでしょうか。

あと1ヶ月程、それまでに準備を進めていきます。

ニンニク栽培の良いところは、収穫から次の植え付けまでの、空白の期間が真夏から秋にかけてという点。

雑草や害虫・病気は真夏に害が大きくなりがちですからね。

そしてもう1点、微生物が豊富な、肥沃な土づくりをしやすい事。

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この暑い時期だからこそ、微生物も活発に働きやすいです。

という事で、微生物を元気にする為の餌である、緑肥を育てます。

緑肥の一般的な効果としては・・

  • 物理性の改善
    • 土中の隙間を増やし、団粒構造化・排水性と透水性の改善
  • 生物性の改善
    • 緑肥の根や葉が微生物の餌となり、多様な微生物の増殖を助ける
  • 化学性の改善
    • 過剰な肥料分を消費したり、有機物が保肥力の向上にも繋がる
    • 空気中の窒素分を、根に取り込む

という事で緑肥を育てるのですが、より効果を高める為のコツを、玄米アミノ酸農法では教えてくれてます。

「規定の3倍量をまく事」だそうで、これで緑肥は大きく育たず、密度はギッシリ。

この未熟な若草を土に鋤き込む事で、効果倍増です。

密集して生えている、ソルゴー。

事前にもみがらぼかしをたっぷり鋤き込んでますから、微生物も豊富。

そこへ、この緑肥をさらに鋤き込む日が楽しみです(^^)