米のお手軽な長期保存方法
我が家では、特別栽培米の玄米を購入して、毎回家庭用精米機で胚芽米などにして炊いてます。
特別栽培米:農薬・化学肥料を5割以下に抑えて栽培したお米
だいたい30kg単位で購入するんですが、通常出回る白米と比べて、放置すると虫が湧きやすいのが難点です。
でも、それは農薬の少ない証、逆に安全な証拠でもあるんですけどね。
とは言っても、コクゾウムシなどが湧いて気持ちの良いものではありません。
米屋やJAなんかでは、低温で貯蔵して虫の発生を抑えているんですが、一般家庭では難しい。
30kg単位ではなおさらです。
という事で、ご家庭でも出来る、簡単なお米の長期保存方法をご紹介しましょう(^^)
ネルパックで酸素を抜く
使うのは、ネルパックという商品。
密閉できる厚手のビニール袋に、脱酸素剤が入っている商品です。
この中に玄米を入れて密閉します。
5kg・10kg・15kg・30kgタイプと、色々あります。
今回は15kgタイプ。
中に入っている脱酸素剤が、袋の中の酸素を吸着してくれます。
酸素が抜けてくると、真空パックしかたのように、ピッタリ密着してきます。
やることはこれだけ!
なお、シリカゲルとかの乾燥剤とは全く違うのでご注意!
後は、直射日光の当たらないようなところに保存しておきます。
これで、虫対策だけでなく、お米の劣化自体もかなり防げます。
保存目安は一年間。
一年後に開けて食べてみましたが、味の変化はほとんど無かったですね。
なかには、数年保存している人もいるようです。
脱酸素剤は一度で使い切りですが、交換用も安価で売っています。
保存に電気も使わないし、味の劣化も少ない・・
我が家では、災害対策の備蓄米という点でも、常に10kg以上はこれで保存しています。
ご家庭でお米を長期保存するには、最適な方法だと思いますよ(^^)