米のお手軽な長期保存方法

2019年12月18日

我が家では、特別栽培米の玄米を購入して、毎回家庭用精米機で胚芽米などにして炊いてます。

特別栽培米:農薬・化学肥料を5割以下に抑えて栽培したお米

だいたい30kg単位で購入するんですが、通常出回る白米と比べて、放置すると虫が湧きやすいのが難点です。

でも、それは農薬の少ない証、逆に安全な証拠でもあるんですけどね。

とは言っても、コクゾウムシなどが湧いて気持ちの良いものではありません。

米屋やJAなんかでは、低温で貯蔵して虫の発生を抑えているんですが、一般家庭では難しい。

30kg単位ではなおさらです。

という事で、ご家庭でも出来る、簡単なお米の長期保存方法をご紹介しましょう(^^)

ネルパックで酸素を抜く

使うのは、ネルパックという商品。

密閉できる厚手のビニール袋に、脱酸素剤が入っている商品です。

この中に玄米を入れて密閉します。

5kg・10kg・15kg・30kgタイプと、色々あります。

今回は15kgタイプ。

中に入っている脱酸素剤が、袋の中の酸素を吸着してくれます。

酸素が抜けてくると、真空パックしかたのように、ピッタリ密着してきます。

やることはこれだけ!

なお、シリカゲルとかの乾燥剤とは全く違うのでご注意!

後は、直射日光の当たらないようなところに保存しておきます。

これで、虫対策だけでなく、お米の劣化自体もかなり防げます。

保存目安は一年間。

一年後に開けて食べてみましたが、味の変化はほとんど無かったですね。

なかには、数年保存している人もいるようです。

脱酸素剤は一度で使い切りですが、交換用も安価で売っています。

保存に電気も使わないし、味の劣化も少ない・・

我が家では、災害対策の備蓄米という点でも、常に10kg以上はこれで保存しています。

ご家庭でお米を長期保存するには、最適な方法だと思いますよ(^^)