太陽光発電の自立運転モードで、マキタのバッテリーを充電する
以前紹介した、マキタのバッテリーをモバイルバッテリー化するアタッチメント。
災害時にも、高性能なバッテリーを活用して電気を確保できます。
でも、停電時はバッテリー自体の充電が出来ない。
それでは長期間の災害対策としては不十分です。
という事で、太陽光発電の自立運転モードで充電出来ないか、試してみました!
※自立運転モード:太陽光パネルからの電気を、専用のコンセントで直接給電する、停電時用モード。
太陽光発電の自立運転モードから充電してみる
自立運転モードにするには、メーカー毎・機種毎の操作方法がありますので、いざという時に困らぬよう、一度は試してみて慣れておくのが良いと思います。
なお、我が家の太陽光発電はSUNTECH製。
パワーコンディショナーのボタンを2回ほど押すだけで切り替えられました。
パワーコンディショナーには、現在の発電量が表示されます。
この日は薄曇りでしたので、0.5kW程度。
太陽光パネルが2.85kWなので、発電量としては結構少ない日です。
私の持っているマキタの充電器は、入力410VA。
充電器の力率はどれぐらいなんでしょう?0.9ぐらいと仮定しましょうか?
なので、410VA×0.9=369W =0.369kWが充電に必要な最大電力の計算となります。
(あんまり自信ないので、間違ってたら御指摘下さい)
発電量としてはギリギリ足りてるぐらいでしょうか。
これで充電できるか、まずは試してみましょう!
赤ランプ点灯、ちゃんと充電されています。
なお、この充電中に発電量を見ていたら、0.2kW程度まで下がった瞬間もありましたが、ちゃんと充電は続いていました。
0.2kWの発電量は、曇天でも出る程度です。
充電中にどれぐらい消費電力があるのかわかりませんが、この方法なら簡単にマキタバッテリー(18V)へ充電出来そうです(^^)
災害時の使い方
何かしらの災害で停電になった場合、電気の確保が重要ですよね。
太陽光発電があるのが前提になってしまいますが、昼間に自立運転モードでバッテリーなどへ充電。
夜はそのバッテリーから給電するような使い方をすれば、よほど悪天候が続かない限り、最低限の電源確保が出来ると思います。
冷蔵庫やエアコンなどの大型家電は無理にしても、これでスマホやライト、ラジオなどの小型家電への電気供給は心配ありません(^^)
いざ災害が起こって慌てるよりも、日頃からこういった備えや、運用テストを行う事は重要だと思っています。
それに、私の場合は全て元々持っている道具の活用ですから、コストも掛かってません。
知恵と工夫次第で、災害対策も色々出来るものですね♪