太陽光発電の自立運転モードで、マキタのバッテリーを充電する

2019年9月11日

以前紹介した、マキタのバッテリーをモバイルバッテリー化するアタッチメント。

参考記事:最強のモバイルバッテリーになる!?マキタのバッテリー

災害時にも、高性能なバッテリーを活用して電気を確保できます。

でも、停電時はバッテリー自体の充電が出来ない。

それでは長期間の災害対策としては不十分です。

という事で、太陽光発電の自立運転モードで充電出来ないか、試してみました!

※自立運転モード:太陽光パネルからの電気を、専用のコンセントで直接給電する、停電時用モード。

太陽光発電の自立運転モードから充電してみる

自立運転モードにするには、メーカー毎・機種毎の操作方法がありますので、いざという時に困らぬよう、一度は試してみて慣れておくのが良いと思います。

なお、我が家の太陽光発電はSUNTECH製。

パワーコンディショナーのボタンを2回ほど押すだけで切り替えられました。

パワーコンディショナーには、現在の発電量が表示されます。

この日は薄曇りでしたので、0.5kW程度。

太陽光パネルが2.85kWなので、発電量としては結構少ない日です。

私の持っているマキタの充電器は、入力410VA。

マキタ 充電器 DC18RC
マキタ(Makita)

充電器の力率はどれぐらいなんでしょう?0.9ぐらいと仮定しましょうか?

なので、410VA×0.9=369W =0.369kWが充電に必要な最大電力の計算となります。

(あんまり自信ないので、間違ってたら御指摘下さい)

発電量としてはギリギリ足りてるぐらいでしょうか。

これで充電できるか、まずは試してみましょう!

赤ランプ点灯、ちゃんと充電されています。

なお、この充電中に発電量を見ていたら、0.2kW程度まで下がった瞬間もありましたが、ちゃんと充電は続いていました。

0.2kWの発電量は、曇天でも出る程度です。

充電中にどれぐらい消費電力があるのかわかりませんが、この方法なら簡単にマキタバッテリー(18V)へ充電出来そうです(^^)

災害時の使い方

何かしらの災害で停電になった場合、電気の確保が重要ですよね。

太陽光発電があるのが前提になってしまいますが、昼間に自立運転モードでバッテリーなどへ充電。

夜はそのバッテリーから給電するような使い方をすれば、よほど悪天候が続かない限り、最低限の電源確保が出来ると思います。

冷蔵庫やエアコンなどの大型家電は無理にしても、これでスマホやライト、ラジオなどの小型家電への電気供給は心配ありません(^^)

いざ災害が起こって慌てるよりも、日頃からこういった備えや、運用テストを行う事は重要だと思っています。

それに、私の場合は全て元々持っている道具の活用ですから、コストも掛かってません。

知恵と工夫次第で、災害対策も色々出来るものですね♪