これまで、畑の土壌についてはその大事さを何度も書いてきました。

では、なぜ大事なのか?

その答えの一つが、植物が「根を張る」からなんですね。

植物の命とも言える根、なのに直接は見えないし、栽培の途中で見ようとする人もまずいないでしょう。

でも実は、根を見る事でわかる事が物凄く多くあるのです。

細根こそ植物の命

植物の根をよく見ると、太い根とさらにその先にある細い根に分かれているのがわかります。

植物を大地に支えている太い根、そしてそこから無数に伸びる細い根。
血管のようですね(^^)

この細根には、水分と栄養分の吸収をするという大事な役割があります。

つまりは、細根がしっかりと広がっていると、作物は良く生長するんですね。

これがよく言われる、根張りが良いという事です。

細根はとてもデリケート

その大事な細根、困った事にとてもデリケートなのです。

土壌の状態に凄く影響を受けます。

例えば、即効性があると言われるような化成肥料を与えると、細根は少なくなります。

過剰な水分があってもそう。

なぜなら、深く長く細根を広げなくてもそこに養分があるから。

でも、水分や化成肥料が多いと様々な問題も引き起こす事も、今まで書いてきました。

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それに、自ら栄養や水分を求めて広く深く根を広げていく植物は、やはり生命力に溢れていますよね。

病気の作物は根に影響が出る

そうは言っても、目に見えない根の様子。

しかし、実際に作物が病気になった時に根を掘り出してみると、たいてい細根に異変が出ているそうです。

細根が減ったり、もしくはほとんど無くなっていたり・・・

ちょうど、我が家のニンニクもさび病に罹ったところですので、今度確認してみようと思っています。

デリケートな細根、ほんの少しの事で作物全体に影響も及ぼすようです。

マルチをせず、根を確認しながらの栽培というのも大事なのかもしれませんね。