新しい畑の土作り(1)_深耕する
新しく畑を借りる事ができたので、こちらも土作りを進めていくとします。
畑の土壌改良をするにあたり、色々な資材を入れるのが一般的ですね。
しかし、資材によっては過剰害の方が恐ろしく悪影響を及ぼすので、なるべく資材によらない改善も必要です。
そこで有用なのが深耕。
普段は日にも当たらない、酸素も供給されにくい深い層へ酸素を送ってやる事で、様々な好影響があります。
- 酸素が増える事で、好気性微生物が活発になる
- 好気性微生物が、土中の有効成分を植物に使いやすい形へと変換してくれる
- 硬い層(硬盤層)が排水をさまたげている場合、それを砕いて排水性向上
- 排水性が上がる事で、水の滞留を防ぎ、嫌気性に傾かない(上記1に影響する)
では、どのように深耕するか・・・です
トラクターで深耕する
大規模・大面積であればこれが順当ですね。
アタッチメントは深耕ローターリーもありますが、排水性の改善にはもっと深くを深耕できる、サブソイラの方が効果的と教わりました。
サブソイラの爪の数によって必要な馬力は異なりますが、1本でも25馬力程度は必要となるようです。
本数が多いほど作業は早いですが、2・3本となると50馬力以上必要となり、小規模栽培では厳しい投資ですね。
人力で掘る
当初、頑張って鍬とスコップを使って掘っていました。
でも、50cmはほんとうに大変・・
土が柔らかければ楽かもしれませんが、何にせよ狭い土地だからやれる事でしょうね。
もうやりません(笑)
土起こし器を使う
土起こし器という便利な道具があるのを、最近知りました。
形状はでかいフォークですね。
土に深く刺して、テコの原理で土を押し上げる道具です。
今回購入したのはこれ。
土おこし器自体は色々な商品が出ていますが、なるべく深く深耕したい為、刃が長くて頑丈そうな物を選びました。
この商品で刃の長さは40cm。これ以上は探してもほぼ無かったです。
また、深いところまで起こすのであれば、やはり強度も大事でしょう。
その点これは鍛造品。鋼を叩いて成形しているので、強度的にはかなり高いはずです。
で、使い勝手はというと・・・
もっと早く知りたかったと、正直思っています^^;
使い方・使い勝手は次回!