猛暑・酷暑の夏にビニールマルチはどうなる?

土をシートなどで覆う、ビニールマルチング。

多くの農家が一般的に使っていますが、その目的は様々です。

  • 雑草予防
  • 降雨による土の跳ね返り防止
  • 地温を上げる
  • 土壌水分量のコントロール(蒸発防止 or 水分供給防止)
  • 土壌の流出防止

などなど・・

普及も進み、使うのが当たり前と思われがちですが、状況によっては大きな悪影響を及ぼす事もあります。

猛暑の夏には危険なビニールマルチ

ビニールマルチングの目的でもある、水分の蒸発防止と地温の上昇。

しかし、猛暑になったらどうなるでしょう?

通気が悪く、さらに温度はより上がる。

サウナのようになり、植物にとって心地よい環境とは、とても言えないでしょうね。

夏の雑草防止を優先したとしても、それで作物が弱っては本末転倒と思います。

それに、雑草は積極的にすき込む事で、緑肥にもなります(^^)

使い方によっては便利なビニールマルチ。

でも、それこそ使い方によっては害となるビニールマルチ。

2019年夏、今年は特に猛暑の夏予報です

なぜ使うのか・今必要なのか。

しっかり考えて使うようにしましょう!