あめつちニンニク栽培記14-分けつ
にんにくは、分けつを起こしやすい作物です。
分けつ(ぶんけつ・ぶんげつ):イネ科やユリ科の植物で、根本から新芽が増えて枝分かれする事
稲作では収量に大きく影響する為重要な分けつですが、ニンニクの場合は栄養が分散したり、形が悪くなる為、好まれません。
分けつした部分を取り除く事を"除けつ"とも言い、ニンニク栽培では重要な作業です。
でも私は、本格的にニンニク栽培するのは今回が初めて。
この除けつ作業がいまいちよくわからないのが本音です。
- いつ行うのが最適か?
- どのような手順で行うのか?
- 注意事項は?
色々調べてみたのですが、言っている事がバラバラだったり^^;
自分なりの結論としては・・
- 分けつしたら早めの方が良さそう
- そうは言っても、りん片分化期以降の方が良さそう
- 土が乾燥している事と、翌日も雨が降らない事が重要!
なお、りん片分化期とは植えた種子が分裂しだす頃の事。
分けつした部分が、それぞれに分かれて成長しだしたら、除けつも簡単に出来るのだと思われます。
現在の様子
5~10株にひとつは、分けつしている感じです。
この写真の株は、分けつした芽がそれぞれ立派に成長している・・・
気持ちとしては早めに除けつしたいところですが、土の中を確認してみましょう。
見る限り、一つの種子から寄り添って芽が出てますね。
分裂はしていません。
通常、りん片分化期は桜の開花時期が目安のようですから、本来まだまだ先なのですが、こうやって自分の目で確認するのも大事だと思っています。
そっと戻して、またしばらくしたら確認してみようと思います。