あめつちニンニク栽培記14-分けつ

2020年1月8日

にんにくは、分けつを起こしやすい作物です。

分けつ(ぶんけつ・ぶんげつ):イネ科やユリ科の植物で、根本から新芽が増えて枝分かれする事

稲作では収量に大きく影響する為重要な分けつですが、ニンニクの場合は栄養が分散したり、形が悪くなる為、好まれません。

分けつした部分を取り除く事を"除けつ"とも言い、ニンニク栽培では重要な作業です。

でも私は、本格的にニンニク栽培するのは今回が初めて。

この除けつ作業がいまいちよくわからないのが本音です。

  • いつ行うのが最適か?
  • どのような手順で行うのか?
  • 注意事項は?

色々調べてみたのですが、言っている事がバラバラだったり^^;

自分なりの結論としては・・

  • 分けつしたら早めの方が良さそう
  • そうは言っても、りん片分化期以降の方が良さそう
  • 土が乾燥している事と、翌日も雨が降らない事が重要!

なお、りん片分化期とは植えた種子が分裂しだす頃の事。

分けつした部分が、それぞれに分かれて成長しだしたら、除けつも簡単に出来るのだと思われます。

現在の様子

5~10株にひとつは、分けつしている感じです。

この写真の株は、分けつした芽がそれぞれ立派に成長している・・・

気持ちとしては早めに除けつしたいところですが、土の中を確認してみましょう。

見る限り、一つの種子から寄り添って芽が出てますね。

分裂はしていません。

通常、りん片分化期は桜の開花時期が目安のようですから、本来まだまだ先なのですが、こうやって自分の目で確認するのも大事だと思っています。

そっと戻して、またしばらくしたら確認してみようと思います。