迷惑広告の二重の罠が恐ろしい
前回、パソコンの画面右下に出る迷惑広告の消し方を紹介しました。
詳しい方法は下記リンクから見て下さい。
しかし消し方を調べている中で、恐ろしい二重の罠が仕掛けられている事がわかったので、ちょっとまとめてみました。
アドレス名から消し方を調べてはいけない
今回、通知の許可を出してしまったアドレスは、広告の中に書かれています。
この「rednews7.com」とか「txxx.com」とかいったアドレスですね。
ただ、色々なアドレスで迷惑行為をしてくるので、このアドレス名になるとは限りません。むしろ他のアドレス名の場合が多いでしょう。
最初は、何か余計なソフトのインストールやウィルスかと思って、このアドレス名で検索&消し方を調べてみました。
Googleでの検索結果がこちら。
いっぱい解決方法が出てきた・・ように感じます。
でも、この解決方法が書かれていると思われるページを開くと・・
「これはウィルスなので危険です」「削除しましょう」「削除するにはこのソフトが必要だ」
・・・と、他のソフトをインストールするよう誘導してきます。
でもこれは間違いなく罠!
そもそもウイルスでは無いですし、簡単な設定変更だけで回避できる事です。
多分、この推奨ソフトを入れると、さらによからぬ事になる恐れ大ですね。
ちなみに、検索で出てきたどのサイトへ行っても、内容はほぼ一緒。
他の人のパソコンで同様のトラブル解決をした際のアドレス名で調べても、同じようなページが並んだので、常にセットで攻める仕組みかも。
つまりこれは、不安になって対策方法を調べてきた人を、さらに陥れるところまで計算されているって事でしょう。
恐ろしいものです・・・
改めて書きますが、こういった迷惑広告の消し方は、過去記事を確認して下さい。
パソコンやスマホ、インターネットの普及で随分便利になりましたが、どんな物でもそこにつけ込む輩はいるものです。
自衛する手段も身につけておきたいですね。