2023年・にんにくの植え付け時期を考える
10月2日現在、私の居住地域では彼岸花が咲き乱れています。
以前、植え付け時期の目安として彼岸花がわかりやすそうだ・・という考察記事を書いています。
ただ、それから5年目。
もう少し遅くても良いのではと感じています。
昔の常識は今の非常識かもしれない
私の周りの先輩農家さんたちと話をしていると、「臭い物は9月に植える」という格言がよく出てきます。
にんにくも臭い物のくくりなので、9月に植えている方が多いようですね。
ただ、まず温暖化の影響もあって9月はかなり早いと思います。
にんにくの場合、本格的に気温が下がる前に地上部が生長しすぎると、収穫前に障害が出やすいのはよく言われていますので、これは間違い無さそう。
そういう事もあって、「何月」とかよりも、彼岸花のように自然の現象を目安にしたほうが良いと思ったのが5年前。
その考え方自体は良いと思うのですが、彼岸花が咲く頃よりももう少し遅らせた方が間違いなさそうと肌で感じています。
このあたりは、毎年彼岸花が咲く時期を記録して、その年のその後の気温や生育状況も記録してこそ裏付けが取れると思うので、今年から記録していこうかなと思います。
ちなみに、去年の植え付けは10月22日。
どちらかと言うと11月が近いぐらいですね。
生育状況といえば、春の障害はほとんど無く良好でした。
このあたりを目安にしても良さそう。
まずはそろそろ畝作りと種子のバラしを進めておいて、あとは長期予報も見ながら最終的に決断しようと思います。