黒にんにくを作るにはバラがいいか球がいいか
これまで何度も自作してきた黒にんにく。
にんにく自体はバラであったり、球のままであったり、どちらも試してきました。
それぞれの制作記は下記参照。
出来上がりの状態や、食べやすさなどにも差が出たので、ちょっとまとめてみました。
仕込みやすさは球が上
使っている黒にんにくメーカー、BG-05Tでは球で仕込む事を推奨しています。
主な理由は水分量で、球の方がバラより相対的に水分量が多めになるという事でしょうね。
推奨する仕込みの量は、600~900g。
多いほうが当然水分量も多くなるので、なるべく900g近くは仕込みたいのですが、球だとトレーに載せやすいし、手間も掛かりません。
バラだと、一個ずつ載せるのが面倒なのと、800gあたりからトレーの上で崩れやすいです。
ジェンガを積むように、崩れぬよう崩れぬよう、少しずつ重ねていかねばなりません。
という事で、仕込むのが楽なのは球ですね。
後、販売するならやっぱり球の方が見栄えがいいってのもあります。
食べやすさと味の仕上がりはバラが上
逆に、完成後のメリットで言うとバラが上です。
球で作ると、1片ずつ食べたいときに皮を剥くのが結構面倒です。
1片だけ切り離して皮を剥けないんですよ。
ひとつ剥くと、その横の1片まで一気に皮が剥けちゃうんですよね。
1球丸ごと食べるなら問題無いんですが、1片ずつじっくり食べたい場合はバラで作った方がいいです。
それから仕上がりの状態。
これも、どうもバラで作った方が良い感じがしています。
ただし!800g以上仕込んで、水分量が多めになるようにした場合ならです。
少ないと、焦げっぽくなるか固くなってあんまり美味しくありません。
ちゃんと多めの水分量で作れば、プルーンのような甘みが出やすいです。
どちらも自分で作ってみるとわかりやすいです。
ご自分のスタイルに合わせて選べば良いでしょう(^^)