フレームの歪んだiPhoneを自分で直す

2020年4月10日

2階の手摺りに置いといたiPhone。

猫が手摺りに上がった瞬間に蹴っ飛ばされ、下へ真っ逆さま・・・

グニャっとフレームが曲がってしまいました。(動いてはいる)

フレームの曲がったiPhone

写真だとわかりづらいですが、持つと明らかに歪みを感じるレベル。

ガラスフィルムもヒビが入り、カバーもピッタリ締まりません。

このまま放っておくと、中の基盤にもよろしくありませんので、なんとかフレームの歪みを矯正したいと思います。

iPhone6を分解する

※注意事項!
これから紹介する修理方法は、あくまでiPhone6を想定しています。
アルミ製フレームのiPhoneやスマホなら同様に修理できるでしょうが、その他素材では検証していませんので不明です。
修理作業は全て自己責任でお願いします。

まず最初に、データのバックアップは必ず取っておきましょう。

もし壊れても、自己責任です。

バックアップが完了したら、分解開始!

ディスプレイと本体を切り離します。

フレームの歪みを修正するにしても、ディスプレイがついたままだと割れる恐れが高いです。

iPhone6の分解1

まず赤丸部のネジを2本外します。

ただし、普通のプラスやマイナスネジではなく、トルクスという星型のドライバーが必要です。

iPhone分解工具として一式揃った物を購入すれば良いです。

ディスプレイを外す時は、吸盤を使って持ち上げます。

ディスプレイが割れてると何かと大変・・

iPhoneの分解2

ディスプレイを割らないよう、かつ繋がっているケーブルを切らないよう、慎重に開けます。

このあたりの力加減は何度か、経験すると慣れます。

iPhoneの分解3

赤丸部のネジを外して、ディスプレイの端子も外せば、ディスプレイと本体を分離出来ます。

ここからが修正本番です。

iPhoneのフレームを矯正する

どこがどの程度歪んでいるか、そこをしっかり確認しないと修正出来ません。

まずは精度の高い平面の上にiPhoneを乗せます。

鏡とかガラス面が精度高くてオススメ!

乗せたら、薄い紙やテレフォンカード・図書カードのような物を差し込み、入ってしまうところが歪んで浮いてる箇所です。

iPhoneのフレームの歪みをチェックする

歪んでいる箇所がわかったら、そこを修正していきます。

どうするかというと・・・手で強制的に曲げていきます!

iPhoneのフレームの歪みを矯正する1

大きく曲がっている時は、浮いてる部分を上から押さえつけます。

その時、基盤に触れる場合はキッチンペーパーなどで保護した方がいいですね。

iPhoneのフレームの歪みを矯正する2
iPhoneのフレームの歪みを矯正する3

何度か歪みを確認しながら、机の角を使ったり、両手で捻じ曲げたり・・

一気にやろうとせず、少しずつ力を掛けて、ちょっとずつ修正していきます。

iPhoneのフレームの歪みを矯正する4

ピタッとガラス面に乗っかりました。

これでフレームの修正完了!

フレームの歪みを矯正したiPhone

ほぼ真っすぐに矯正されました。

カバーをつけても、隙間無く取り付きます。

大きな歪みや自分でやる自信が無ければ、素直にお店で直してもらえば良いですが、このようにDIYでも簡単にやれますので、試してみるのも良いかと思いますよ(^^)