減農薬こそ高品質・高収量への道

2022年1月24日

作物の害虫・病気対策に、農薬を使用するのが一般的ですよね。

でも、盲目的に農薬に頼るのが本当に正解なのでしょうか?

人間の病気と一緒で、病気になったら対策をするよりも、いかに発症(発生)を抑えられるかに労力とコストを掛ける事こそが、一番効果的でしょう。

害虫発生を抑える

土壌を汚染しない、これが一番です。

  1. 化成肥料や液肥を使いすぎる→土が固くなる
  2. 未熟な有機肥料を使う→土中で分解してガスが出る
  3. 排水不良になり水が溜まる→嫌気性になり悪玉菌も増える
  4. 雑草をそのままにする→雑草に産卵する

どれも、作物に悪影響を及ぼす害虫を呼び寄せる原因となります。

では、逆にそれらの原因を先に対策しておけば?

害虫の発生を抑制できるわけです。

化成肥料や液肥の代わりに、玄米アミノ酸酵素液の散布で光合成の強化を。

完熟している乳酸菌もみがらぼかしの施肥で、微生物と排水の強化を。

雑草は短い内に刈り取り、緑肥としてすき込む。

農薬を撒くのも同じ労力なら、先に対策へ労力を使った方がよほど良いはずです。

減農薬は高品質へと繋がる

害虫の予防に行う数々の対策・・これは、植物の生育を良くする事へも繋がります。

つまりは、高品質の作物栽培への道へと繋がるわけですね。

どんな農薬なら害虫に効くのかとか、消毒はどうするとかを考えるよりも、いかに作物が強く害虫に負けないように栽培するのか、そこが大事です(^^)

そして、使わなくなった農薬の分、コストも下がる。
さらに育成が良くなれば、A級品(高品質)が増え、価値が上がり収入が増える・・・と、良いことばかり♪

農薬が環境や生体に与える影響については、様々な意見があって衝突しやすいです。

でも、単純に収入が増えるよ!・・・という話ならば、人は受け入れやすいと感じます。

そうやって、減農薬が普及していけばいいなぁと思っています。

そのためにも、まず実践して証明が必要ですね。