自分でつくる肥料・乳酸菌もみがらぼかしはなぜ販売しない!?

2022年3月13日

何度と無く紹介している、乳酸菌もみがらぼかし肥料。

籾殻・米ぬか・種菌だけで作れる優秀なぼかし材ですが、種菌の販売元であるライフメールでは、完成品は販売していません。

そもそも、肥料を販売するには許可が必要(肥料取締法)なのですけど、それを別にしても販売しない理由が主に2つあるそうです。 

1つ目の理由として、運送費がかかる事による、高コスト化を防ぐため。

材料の籾殻や米ぬかは、わざわざ輸送せずとも地域で手に入りやすいですし、非常に安価です。

それをわざわざ輸送していては、コストがあがるばかり。

ぼかし肥料は、自分で作って地産地消すべしとの考え方ですね。

 

2つ目の理由として、農業で大切な肥料を人に頼るなという事。

自分の畑に必要なのはどんな資材か、どんな成分か。

それを見極め、調合し、それぞれが自分の畑に合わせた専用のぼかしを作る事で、農業の技術が上がっていく、そのように考えているようです。

乳酸菌もみがらぼかしは、作った後水分を飛ばしておけば、ある程度保存も効きますしね(1年ほど)

 

植物を育てる為のぼかし、それそのものを作り上げる。

しかもやればやるほど良い物が出来上がってくるわけですから、そのうちぼかし作り自体が楽しくなってきますよ(^^)