ZenFone3 LaserのUSBコネクタ修理

2019年12月17日

友人から一報。

ZenFone3 Laserの充電が出来なくなった、修理出来ないか?

そう言われれば、やりたくなる性分です(笑)

ZenFoneは扱った事が無いし、他人のスマホなので、条件は付けさせてもらいました。

「もしダメだったら諦めてね、交換部品は自分で買って支給してね。報酬は缶ビールぐらいで!」というところで、やってみることに。

幸い、世に出回るスマホのほとんどは、修理や分解のやり方がネットに載っています。

今回のトラブルは、どうやらUSBコネクタの不良の様子。

それを参考にやってみましょう。

液晶パネルの取り外し

まずは液晶パネルを外して、中の基盤が見える状態にします。

ZenFoneはUSBコネクタの左右に、精密ネジ2本で固定されています。

ただ、こういったスマホは、簡単に分解出来ないように、特殊な頭のネジを使っている事が多いですね。

今回も、トルクスT2という、ちーーーさい六芒星の星型ドライバーが必要です。

でも大丈夫、こんな事もあろうかと、特殊精密ドライバーセットを持っております(^^)

30種類の頭が付け替え可能、今までこれに合わないスマホのネジはなかったです。

これでネジを外した後、液晶パネルを外していくのですが、取っ掛かりがありません。

そこで使うのが吸盤。

液晶にピタッとくっつけて、引っ張ります。

空いた隙間に、ヘラや分解用の棒を突っ込んで、少しずつ浮かせていきます。

上部に液晶と本体を繋ぐケーブルがあるので、それを切断しないよう、慎重に開けます。

開きました。

USBコネクタの移設・ハンダ付け

ここから、問題のUSBコネクタを取り外します。

ちーーーさいネジを一個ずつ、なくさないよう、どこについていたかわかるよう、外していきます。

外した、USBコネクタの基盤。

右が、壊れていた基盤。左が新品です。

残念ながら、バイブだかの部品が新品には付いてません。

移植が必要なんですが、まさかのハンダ付け。

はんだごてを握ったのは、何年ぶりでしたかね?

基盤を壊さぬよう、慎重に移植します。

移植も無事完了し、再度組み立てていきます。

ネジ止め前に、念の為充電可能か確認。

ちゃんと右上の充電ランプがついていますね!

これで修理完了、壊れたスマホも3000円ほどの部品代で直りました(^^)

やっぱり、何かを分解・修理するのは楽しいです♪