小型ニンニク乾燥機を簡単・低コストで自作する-2
前回、DIYで作ったニンニク乾燥機。
簡単に作れて、簡単に使える自信作です(^^)
前回は作り方の解説でしたが、今回は構造と使い方をもう少し詳しく解説です。
小型ニンニク乾燥機の構造
ニンニクの乾燥で、シート乾燥方式を用いる場合、空気の出し入れには押し込み式と吸引式の2種類の方法があります。
入口にファンを置き、空気を押し込むのか。出口にファンを置き、空気を吸い込むのか、その違いです。
今回は、吸引式を選びました。
理由としては、押し込み式は外側のビニールやシートを押さえておかないと、空気が外側を抜けてしまって、肝心のニンニクに風が当たらないだろうという事。
吸引式なら、ビニールはピタッとコンテナに張り付き、空気はきっちりと中を通る事になります。
また、普通はファンを横置きにするのですが、小型の乾燥機を作りたかったので、コンパクトに収められる縦型にしています。
一番上のコンテナには、空気を吸い上げる有圧換気扇を設置
一番下のコンテナは空にして、ビニールも巻かない事で、空気の吸込口としています
下から吸い込んだ空気は、中間のコンテナに入ったニンニクの間を通り、湿気を含んで外へと排出される構造です。
その時、コンテナの中は負圧となって、ビニールはピタッとコンテナに張り付く事で、全ての空気を無駄なくニンニクに当てられます。
ニンニク乾燥の目安
乾燥する手段にもよると思いますが、収穫時の重量から30%ほど減らせば良いそうです。
ただし、自然乾燥ではなかなか難しい様子、手早く乾燥できないとカビにも繋がります。
また、乾燥させすぎも品質低下に繋がりますので、乾燥がどの程度進んでいるのかの確認も必要ですね。
ですので、コンテナにニンニクを入れた時点で重量を計っておきます(もちろん、コンテナそのものの重量は引いておきます)
そこから数日置きに計っていけば、どれだけ水分が飛んで乾燥が進んだのか、確認出来る訳です。
しばらくは2日置きぐらいに計って、様子をみていきます。
また別記事で、改めて経過報告しますね(^^)