あめつちニンニク栽培記3-土壌のpH調整

2019年12月17日

前回緑肥を鋤き込んだ畑。

同時に、土壌のpH調査と調整を行いました。

育てる作物によって、適している土壌のpHは変わってきます。

酸性に傾きやすい日本の土壌、まず調べてみる事も重要です。

今回使ったのは、土を水に溶かして、それに検査液を入れればすぐにpHが測定できるアースチェック液。

まずは何も手を加える前。

比色表と同じぐらいの色は5.0ぐらいでしょうか?

40年以上ほったらかしの山土、思った以上にかなり酸性に傾いてました。

ニンニクの適正は、6.0前後の弱酸性。

調整の必要有りです!

酸性に傾いた土壌を調整するには、一般的には石灰を混ぜます。

石灰にも色々種類があり、即効性のある消石灰や生石灰。

ゆっくり効く苦土石灰や有機石灰。

今回は、カキ殻から作られた、有機石灰を混ぜ込みます。

有機石灰を入れて、2週間ほど後で再度測定。

だいたい、狙った6.5あたりになりました(^^)

これで、ニンニクを植える土壌の準備は完了!

さぁ、いよいよ植え付け準備に取り掛かります。