あめつちニンニク栽培記3-土壌のpH調整
前回緑肥を鋤き込んだ畑。
同時に、土壌のpH調査と調整を行いました。
育てる作物によって、適している土壌のpHは変わってきます。
酸性に傾きやすい日本の土壌、まず調べてみる事も重要です。
今回使ったのは、土を水に溶かして、それに検査液を入れればすぐにpHが測定できるアースチェック液。
まずは何も手を加える前。
比色表と同じぐらいの色は5.0ぐらいでしょうか?
40年以上ほったらかしの山土、思った以上にかなり酸性に傾いてました。
ニンニクの適正は、6.0前後の弱酸性。
調整の必要有りです!
酸性に傾いた土壌を調整するには、一般的には石灰を混ぜます。
石灰にも色々種類があり、即効性のある消石灰や生石灰。
ゆっくり効く苦土石灰や有機石灰。
今回は、カキ殻から作られた、有機石灰を混ぜ込みます。
有機石灰を入れて、2週間ほど後で再度測定。
だいたい、狙った6.5あたりになりました(^^)
これで、ニンニクを植える土壌の準備は完了!
さぁ、いよいよ植え付け準備に取り掛かります。