差が目に見えてきたニンニクの生育状況

今期のニンニク栽培では、試験的な事を色々やっています。

1畝ごとに条件を変えて、どういう栽培方法が良さそうか探っているワケですが。

4月も後半になってきて、いよいよ差がハッキリとしてきた感じです。

畝ごとの生育の差

下の画像見て下さい、一目瞭然。

赤枠部は、茎も細く葉の色もかなり薄い。

紫枠部が一番生育順調で、青々と立派な葉。

他のところは、その中間ぐらいが多い感じですね。

で、植えた時のメモを確認してみると・・

赤枠部は、最も悪い条件と想定して植えてます。

中耕と除草無し・追肥無し・植え付け時期最も後半。

紫枠部は、わりとその逆。

中耕と除草有り・スーパー響土の追肥最も多め・植え付け時期中間。

多分、一番効いたのはスーパー響土の量でしょうね。

ただまぁ、この量を全部施肥するのはちょっと現実的じゃない・・

収穫時、ニンニクの生育状況を改めて確認して、バランスの良い施肥量を見極めていきたいところ。

なお、乳酸菌もみがらぼかしを多めに施肥したところはどうでしょうか。

こちらもわかりやすい。

赤枠部が、

中耕と除草無し・追肥無し・植え付け時期一番最初。

紫枠部が、

中耕と除草有り・もみがらぼかし追肥多め・植え付け時期一番最初。

なお、さっきの画像と比較した場合、赤枠部は2枚目の方が生育良し。紫枠部は1枚目の方が生育良し。

4月時点での、条件による生育状況まとめ

ということで、現時点では以下のように生育状況の差を考察出来ます。

・植え付け時期
10月上旬の早め > 10月下旬の遅め

・中耕と除草
有り > 無し

・年末の追肥
スーパー響土多め > もみがらぼかし多め > 響土orぼかし少量 > 追肥無し

ちゃんと手を入れたところほど生育が良い。だいたい想定通りでした。

そしてこれが収穫までそのままだったとしたら。

来期は良い条件の中で、さらに細かく分類して絞っていけそうです。

 

そういえば、ニンニクの品種を確定させる時もこんな感じで絞っていきましたっけ。

年に1回しか栽培できないニンニク。(まぁほとんどの作物がそうですけど)

条件を変える機会も少ないので、ちゃんと考えて効率よく絞っていきたいところです。