放置茶園の整地ー大型ハンマーナイフモアで簡単粉砕

うちの家系は、祖父の代までは茶園をいくつか管理していたようです。

そして父の代で地域を離れ、何十年間かは、他の人に貸していました。

管理されていた頃。10年ほど前。

私の代になって、再び地域に戻ってきた頃には管理してくれていた人も高齢となり、結局放置茶園となって荒れ放題。

そのうち小さい茶園は、私が農家を志した時に造園業者にて抜根してもらい、その後ニンニク畑となっています。

もうひとつ、山の麓にある茶園は完全に放置のままでしたが、色々あっていよいよ整地することに。

大型のハンマーナイフモアでお茶の木を粉砕

整地は、父がある業者さんに依頼したのですが、使う機材が凄い!

ハンマーナイフモアという、草を粉砕する機械があるのですが、その大型機を持ってきたのです。

作業が始まったというので来てみたら、もうすっかり終わった後。

この写真の場所、最初に載せた茶畑の場所なんですよ。

作業時間は、一時間掛かってません。笑っちゃうほど簡単に終わったようです。

なお、ハンマーナイフモア自体は私も畑に庭の雑草刈りに重宝しています。
(動かしている動画も下の記事に入っています)

全くサイズが違いますが、なんとも便利な機械です。

なお、ハンマーナイフモアは地上部しか粉砕しないので、根っこは全て残ります。

これは、翌週に別の重機で抜根してもらったようです。

↓↓↓こんなやつ。

引っこ抜いた根っこは、ひとまず隅にまとめておき、腐るか乾くまで放置ですね。

まだちょっと残っている根っこもありますが、これで長年悩みどころだった放置茶園もスッキリ。

跡地は、しばらく父が色々使うようです。

放置茶園や耕作放棄地の問題は大きい

静岡では、こうした放置茶園はかなり増えているようです。

その対策として、畑への転換もひとつの手であり、そのためにこうした大型のハンマーナイフモアが導入されている地域も増えている様子。

ただ、畑にしたって高齢化や跡継ぎ問題で、どんどん耕作放棄地は増えています。

私が借りている農地も、次から次へと「うちの畑も使って欲しい」と依頼を受けて増えていますからね。

こういう問題、全国的に悩ましい話ですね・・・