コンテナを覆うシートを自作-ニンニク乾燥機の改良2021(2)
今回は、積み重ねた収穫コンテナを覆うシートを改良します。
去年までは、大型のビニール袋を無理やりコンテナに被せていましたが、着け外しが思った以上に大変でした。
そして、面倒になるとこまめに管理しなくなるんですよね・・・
という事で、簡単に着け外しできるようにシートを改造してみました。
去年までのシート(ビニール袋)はこんな感じ。
ビニールがみっちり密着して、いかにも着け外しが面倒そうですよね(^_^;)
ビニールにファスナーをつける
簡単な開け閉めといえば、だいたいはチャック(ファスナー)か、マジックテープ(面ファスナー)でしょう。
なるべく密閉したいので、ファスナーでやってみようと思います。
あと、作成中のぼかし小屋にもファスナーを活用する予定なので、その予行練習も兼ねて。
まず、ビニールはなるべく丈夫で大きな物を使います。
破れて作り直す事になったり、何枚もつなぎ合わせるのは面倒なので。
ちょうど手元に、もみがら袋があったのでこれを使います。
大きく・丈夫で、入手しやすい。用途にピッタリ!
袋状のままでは使いにくいので、両サイドをカッターで切り、1枚のシートにします。
高さ方向はこの1枚で、コンテナ3~4個分覆えるぐらいです。
今回はコンテナ7段か8段積めるサイズで作る予定なので、2枚重ね合わせます。
後でテープが取れないよう、粘着力の強いビニールハウス補修用を使いましたが、養生テープやガムテープでもいいかもしれません。
横方向は、囲みたいコンテナを1個基準に使い、ぐるっと一周回して養生テープで仮止めします。
その際、ゆとりをもったサイズにしておいたほうが良いです。
ピッタリすぎるとファスナー閉めにくいし、緩くても換気扇を回せば空気を吸い込んでピッタリ張り付きますから。
仮止めしたら、ファスナーを取り付けます。
安い布ファスナー単品を購入し、ビニールに縫い合わせるのが確実ですが、面倒だったので両面テープ付きにしました。
2mが2本入っていて、両面テープ付きのマジックドア。結構お安い。
これを仮止めした上から貼り付け、全部終わってから余分なビニールをカッターで切り落とて完成です。
ただ、使い始めた後の話ですが、両面テープがしっかりつかない場所や、力が掛かる場所だと剥がれてしまいます。
(すぐ壊れたとのレビューもありますが、変な力を加えたのが原因でしょう)
なので、強粘着のテープでガッチリ固定した2代目を作り直しました。
右側が裏表どちらも強粘着テープで止めた状態。左側は裏面のみです。
これだけしっかり止めておけば、多分大丈夫でしょう。
もしくは、最初から幅広のビニール製ファスナーを使った方が確実かもしれません。
(ただしこっちは結構お値段する)
こちらはハウス小屋で使う予定で購入。使ったらまたレポートします。
という事で、作り直したシートの完成した状態がこちら。
完成した乾燥機が一緒に写ってますが、こんな感じで使っています。
チャックを開ければ、すぐコンテナから外せるようになって、かなり使いやすくなりました(^^)
さぁ、次回は乾燥室本体を作っていきます。