ニンニク乾燥機の改良2021(1)ー構想と送風機の組立て-
毎年少しずつバージョンアップしている、自作のニンニク乾燥機。
今年は特に収穫量が倍増したので、去年の乾燥機のサイズでは小さすぎますし、これまでの経験を活かしてより良い物にしてみたいと思います。
新型乾燥機の構想(2021年ver)
まず、どのような乾燥機にするか簡単に構想を練ります。
コンセプトは以下の通り。
- 有圧換気扇と収穫コンテナを使った「送風」はこれまで通り
- コンテナを覆うビニールは、簡単に着け外ししたい(コンテナの中身確認をやりやすく)
- 積み上げたコンテナの外側に、一回り大きい「乾燥室」を作る
- 乾燥室内の湿度を下げる為に、除湿機を使う
わかりやすく図にすると、こんな感じ。
乾燥室内の湿度を下げ、旧来の送風機で乾いた風をニンニクに当て続けます。
除湿機を乾燥室外に出したのは、除湿機のコンプレッサーが熱に弱いから。
除湿機から出る乾燥した空気は温度も上がっているので、乾燥室内は除湿機が動かせる温度(35度以内)より高くなりやすいのです。
という事で、構想出来たら後はなんとなく作りながら細かい部分を考えていきます。
(いつものパターン)
有圧換気扇をコンテナに固定し直す
これまでの、有圧換気扇とコンテナの固定方法がいまいち納得いって無かったので、まずはそこをやり直します。
収穫コンテナに有圧換気扇を入れて、だいたい真ん中にセット。
100円ショップで、L字の金具を購入。これを使ってコンテナと有圧換気扇を固定します。
なお、実際は写真の物と、もうひと回り大きい物の2種類を使いました。
それを、こんな感じで換気扇に固定。
金具の穴は、M5のボルトがギリギリ入るサイズ。
でも、換気扇の穴はもっと大きかったので、ワッシャーを入れています。
多分、結構振動すると思うので、ナットが抜けないようにダブルナットでしっかり固定。
これを四隅全部に取り付けます。
金具が大小2種類なのは、コンテナにピッタリ合わせる為です。
続いては、コンテナ側と固定しましょう。
こちらもワッシャーを入れています。先程のワッシャーもそうですが、径の大きな物を使っています。
ホームセンターで売っているとは思いますが、もし無ければこれまた100円ショップで売っているような金具でもいいでしょう↓↓↓
ということで、コンテナに固定完了・・・したところでハッと気がつくワケなんですが・・・
換気扇を入れる一番上のコンテナは、空気を外に漏らさないようにしておきたかったのですよね。
ファンの上だけ風が送られるようにしたいというか。
なので、コンテナのメッシュ部分を全て塞いでおきたかったのですが、換気扇を固定してから思い出しました・・・(T_T)
コンテナのメッシュを養生テープで塞ぐ
換気扇の固定も、結構細かく調整しながらやったので、もう外したくありません・・
なので、そのままの状態で、メッシュの穴を塞いでいきましょう!
まず、邪魔な羽根だけ外し(ボルト1本だけ緩めればOK)、隙間からコンテナの内側にテープを貼って行きます。
外側は凹凸がたくさんあるので、テープ貼りにくいんです。
もちろん、下から空気を吸い上げるので、底面はメッシュのままです。
外側から見ても、バッチリメッシュは塞がっています。
換気扇入れる前なら簡単だったのに、狭い隙間からやったので結構大変・・・
上側も塞いでおきます。
羽根を戻して、最上部のファン部分は完成!
次回は、コンテナを覆うビニールにも一工夫してみます。
これは我ながら良いアイデアが浮かんだ工夫でした。乞うご期待!