暖地系ニンニクの植え付け・2020年栽培編
暖地系ニンニクの植え付け時期は、9月下旬から10月上旬とされています。
ただ、当然年によって気温は変わりますよね。
気温だと20度前半。地温が20度前後が目安となります。
去年も書きましたが、彼岸花が咲く頃が適期と考えています。
自然を目安にするのが、一番確実でしょう(^^)
それと、別の資料では「最低気温と最高気温を足して2で割った数値が、20になったら」とも書かれていました。
こちらのほうが、もう少し涼しい感じですね。
どちらにせよ、我が家の環境では10月初旬にクリアしています。
あとは、天候と土の乾き具合次第ですが、今年(2020年)は10月第2週に大型台風接近の予報でした。
ですので、その直前に植え付けてしまえば、土は乾いていてやりやすいし、植え付け後の灌水の必要もありません。
という事で、家族みんなに手伝ってもらいながら、一気に植え付けしちゃいましょう!
植え付け直前の準備
あらかじめ、種子はバラバラにしてありますが、これもあまり早すぎるよりも、植え付けちょっと前ぐらいのほうが良いですね。
種子が剥きやすいです。
バラした種子を、ネットに入れた状態で、一晩水につけておきます。
こうしておくと、芽出しがスムーズですし、揃います。
今年植え付ける品種は2種類、嘉定と上海早生です。
嘉定は、去年植えた平戸や博多8片と同系統・・というか、その元の品種。
一粒が大きめに育つのが特徴です。
上海早生は、今年初挑戦。
病害には強いらしいですが、ちょっと1片が小さくなるのと、中心部にも小さな種子が出来てしまうのが難点。
今年の結果次第で、いよいよ来年は品種をひとつに絞るつもりです。
一晩付けたあと、チューリップサビダニ対策などの液体の薬剤を使うならここで。
私も今年はガードホープを500倍に薄めて、30分浸透させています。
その後に、イモグサレセンチュウ対策のベンレートT水和剤20(もしくはホーマイ水和剤)を、重量の1% 粉衣します。
(粉衣=表面が湿った状態で、粉をまとわせて、乾かす事)
去年までは、一切の薬剤を使わなかったのですが、イモグサレセンチュウの被害が大きくて・・
あまりに歩留まりが悪くなったので、今年は植え付け時だけ薬剤を使ってみます。
ニンニクの植え付け
植え付け用の道具については、前回の記事でも紹介しています。
結局は手で押し込むのが早かったですが、それでも合計2.5aほどの面積を、家族総出で丸一日掛かりましたね。
株間の目安として、20cmに切った塩ビパイプを使ってひたすら種子を並べる係は子どもたちに。
それを土に埋めていくのは私が主に行いました。
それにしても、今年からの畑の片方は、石だらけ(^_^;)
これまで作ってきた、傾斜の畑では7割植え付けたところで、時間切れ。
この後、台風がきたので、残りの3割は後日です。
なお、早く植え付ける種子は小さめの物を。
後から植え付けるのは大きめの種子を選ぶと、成長が揃いやすいです。
さぁ、いよいよこれで2020年から20201年のニンニク栽培が始まります。
8ヶ月ほど掛かりますが、実に楽しくやりがいのある、8ヶ月になることでしょう♪