ニンニク栽培記2019(15)_ニンニクの芽を収穫

ニンニクの品種によっては、花を付ける為に茎が伸びてきます。

この伸びてくる部分を花茎と呼び、一般的にはニンニクの芽として流通しています。

このニンニクの芽が伸びてくるのは、主に暖地系ニンニク。

青森が一大産地のホワイト六片などの寒地ニンニクでは、ほとんど出てきません。

暖地系ニンニクの品種-1
暖地系ニンニクの品種-2
暖地系ニンニクの品種-3

伸びてきた花茎をそのままにしておくと当然花が咲くのですが、球根に溜めた栄養を使ってしまうので、球根を収穫するのであれば摘み取ってしまいましょう。

花が咲きそうなニンニク
咲きかけているニンニクの花

ニンニクの芽を収穫する

今期栽培しているニンニクの2/3は、暖地系ニンニクです。

その暖地系ニンニクからは、芽(花茎)がどんどん伸びてきました。

伸びてきた暖地系ニンニクの花茎(ニンニクの芽)

赤矢印の部分が、伸びてきた花茎です。

これ実は可食部で、ニンニクの芽としてスーパーなどでも流通しています。

もし食べる用として収穫するなら、先端部の垂れ下がり具合で判断できます。

伸び始めたニンニクの芽(花茎)
伸びてきたニンニクの芽(花茎)

上2つの写真のように、真っ直ぐから傾いてきたぐらいで、収穫してしまいましょう。

ポキっと折るか、真上に引き抜けばキレイに収穫出来ます。

ハサミで切ると、病気の伝染の可能性もあります。

なお、なるべく良く晴れた日で、翌日まで雨予報が無い方が良いです。

切ってすぐ雨が降ると、病気になりやすいので。

垂れ下がってきたニンニクの芽

これぐらい垂れ下がってくると、収穫には遅くなります。

普通に食べられますが、花茎が太くなってくると少し固くなってきますし、曲がると調理もしにくいので(^_^;)

たくさん収穫したニンニクの芽(花茎)

ということで、たくさん収穫できました!

この部分もかなり美味しく頂けるので、次回は料理してみましょう(^^)