新しい畑の土作り(5)_土の状態を深くまで確認する
新しく借りた畑、これまで手を入れて土作りしてきました。
・・・が、雨が降った後、表面は乾いても、ちょっと深く掘るとじっとりしている感じがします。
一度、土の深いところまでどうなっているか確認してみます。
土の奥まで掘ってみる
本来は一番最初にやるべきでしたが、土を深く掘る事でどういう層がどの深さにあるのか確認します。
やり方は簡単。単純にスコップで最低でも50cm以上は掘ってみましょう。
だいたい60cmほど掘ってみました。
これより下は、石が増えてきて掘りにくいです。
掘ってみてわかったのですが、土に空気が十分含まれている作土層は、だいたい表面から20cm程度でした。
それより下は、粘土質の土になり、水分も含んでじっとり重いです。
こういう層があると、雨がそれより下に染み込みにくく、水はけが悪くなります。
作物の根が水に浸ったような状態になると、腐りますし嫌気性の障害を引き起こす菌も増えてしまいますので、排水性をもっと上げていきたい感じですね。
これまで、土起こし器や自動深耕機で硬盤破壊を進めてきましたが、まだまだ足りていないようです。
ただ、一気に効果は出ないので、まずはもっと簡単に、雨が降ったときに地表の水を排水する明渠を作っていこうと思います。
という事で、次回は明渠作り・溝切り作業の予定です。