乳酸菌もみがらぼかしの仕込み2020春(1)_過去最大量の仕込み

2019年の12月に150kgを仕込んだ乳酸菌もみがらぼかし。

畑が拡張した事もあり、作ったぼかしは春の管理分を残して使い切ってしまいました。

分けてもらった籾殻はまだたっぷりあるので、気温が少し上がってきた3月、追加分の仕込みに入ります。

今回の仕込み量と目標

今回は、過去最大量でもある200kgを仕込みます。

おそらく、今の仕込み小屋のサイズ的にはこれが限界なのでは?と思う量ですね。

最大量を仕込むのも踏まえた今回の目標は2点。
・200kgでもこれまでと同等ぐらいの管理時間で仕込む
・種菌などの資材をさらに節約

量が増えた分、同じだけ時間が掛かっていては、効率化は望めません。

将来的に畑を大きくすることも考慮して、いかに効率よく・大量に仕込めるか。そこも考えていきます。

かつ、前々回の仕込みからテーマにしている、資材の節約。

よりコストを下げてぼかしを作れないか、試してみます。

これらの試みも、何度も仕込んで慣れてきたからこそ出来る事ですけどね。

仕込み開始

最終的には200kgの仕込みですが、まずは半分の100kgを仕込みます。

この100kgぐらいが、資材小屋の中で撹拌しやすい量ですね。

乳酸菌もみがらぼかしの材料
  • 籾殻:50kg
  • 米ぬか:50kg
  • 玄米アミノ酸粉体:1kg(上2つ合計の1%程度)
  • 玄米アミノ酸酵素液(100倍希釈):80L(同じく合計の70~80%程度)

前回とほぼ一緒です。

酵素液以外を全部仕込み小屋に運び込み、まずはざっくり混ぜていきます。

乳酸菌もみがらぼかしの材料混ぜ合わせ1
乳酸菌もみがらぼかしの材料混ぜ合わせ2

以前はこの工程を丁寧にやっていましたが、最初ダマになろうが途中できっちり挽回出来るので、結構おおざっぱに行っています。

時間掛かる工程ですからね、時短するに越したことはありません。

米ヌカと籾殻がざっくり混ざってきたら、続いて玄米アミノ酸酵素液(100倍希釈)を投入して、さらに混ぜていきます。

その時も、以前は少しずつ混ぜていたのを、1/3量ぐらいを一気に入れてざっくり混ぜて・・・を3回繰り返して終わらせています。

乳酸菌もみがらぼかしの材料混ぜ合わせ3

水分量の目安は、材料を軽く握って軽く固まる程度。

最後の方はある程度慎重に混ぜていきます。

乳酸菌もみがらぼかしの材料混ぜ合わせ4
ブルーシートで写真も青い・・

全ての材料を混ぜ合わせ終わったら、なるべく高く積み上げ、初日の夜だけ発酵の熱をこもらせる目的で不織布を掛けて完了です!(1時間弱で完了)

春なので、発酵促進用の湯たんぽは入れていませんが、自信が無い方は入れておくのをお勧めします。

乳酸菌もみがらぼかしの材料混ぜ合わせ5

翌日には、温度は60度まで上がりました。

もう経験値も溜まってきて、ある程度カンでやっても失敗しないですね(^^)

次回は、残り半分の100kgを追加します。

その量を仕込んで、小屋の中で作業出来るか、そこが若干心配(^_^;)