2サイクル刈払機を選ぶ
前回、様々な刈払機を解説しました。
結果、今回私が購入しようと決めたのは2サイクルの刈払機。
でも、1口に2サイクルと言っても、様々なメーカーや型式があります。
今回色々と調べてみたので、詳しく解説してみましょう。
刈払機の排気量
エンジン式の刈払機では、エンジンの排気量でパワーが決まります。
自動車でも一緒ですよね。
排気量が大きいほどパワーが出ますが、当然重くなるしお値段も上がります。
自分の用途に合わせた排気量選びが大事でしょう。
<20ccクラス>
非常に軽く、取り扱いクラスです。
ただしパワーは弱く、庭の下草や柔らかい草程度しか刈れません。
<23ccクラス>
一般ユーズではメインのクラスです。
重量・パワー・価格のバランスが取れており、庭の雑草程度ならこれで十分。
<26ccクラス>
一気にパワーが増してきて、ナイロンコードや255mm径の刃を使えるようになるクラス。
太い雑草やある程度の木もバッサリ切り落とします。
パワーが増す事で、作業時間もかなり短縮可能。
ただし、その分重くなってきます。
<30ccクラス>
造園や林業のプロが使うクラス。
山林の太い草木や竹なんかも刈り払えるパワーを持っています。
重さも相当な為、エンジン・タンクを背負うタイプもあります。
メーカー
同じ排気量でも、当然質はピンキリです。
部品の耐久度・操作性・アフターケアなど、そのあたりはメーカーによって差が大きくなります。
もちろん、良い物ほど価格もそれなりになりますが、壊れるよりも良いかと。
名前も聞いた事ないような、安価な海外製を選ぶと、安物買いの銭失いになる可能性も考えておきましょう。
代表的なメーカーとして・・
- イセキ
- ゼノア
- HIKOKI(ハイコーキ・旧日立工機)
- マキタ
- ホンダ(多分2サイクルは無い)
- やまびこ・共立
このあたりのメーカーなら、概ね大丈夫でしょう。
今回選んだ刈払機
選ぶ基準としては、以下のように考えました。
- ある程度パワーは欲しい(お茶の枝を楽々切り落とせるぐらい)
- ナイロンコードも使いたい
- 予算は2万円台程(中古も有り)
- 数多く出回っている(パーツが豊富・修理がしやすい)
まずはパワー的な面から26ccクラスを選択。
その上でロングセラーな型式を調べ、ヤフオクでも流通量の多いメーカーとして共立(やまびこ)に決定。
後はひたすら予算内でなるべく良さそうな物を落札しました。
SRE2625G。共立の刈払機の中では、割と安価なシリーズ。
新品実売価格4万円ほどの物を、程度の良い中古で送料込み約18000円。出品者も非常に丁寧な方で、良い買い物でした(^^)
庭で試し切り
まずは使い心地を試す為に、庭の雑草を刈ってみる事に。
今までは、前回紹介した100Vのリョービ製刈払機でしたが、使い比べてみたところ、圧倒的な差が・・・
固く太いイネ科の雑草もスパスパ。
密集していた太い雑草も難なく。
多分、1/3ぐらいの時間で終わっています。
ただし、とにかく音がうるさいので、急いでやったというのもありますが、それにしてもストレス無しの切れ味でした(^^)
やはり、良い道具を使う事で、作業効率は間違いなくアップしますね!
これで、今度は新しい畑の雑草を刈り込んでくるとします♪