あめつちニンニク栽培記21-試し堀りをしてみる
栽培しているニンニク、福地ホワイト六片。
本場青森での収穫時期は6月末頃ですが、我が静岡では気候的にだいたい一ヶ月は早いと思われます。
という事はそろそろです(^^)
ニンニクの収穫時期の目安
ニンニクは土の中で育ちますので、実際には見えない中、適切な収穫時期を見極める必要があります。
よく言われる目安としては・・・
- 葉の3~5割程度が黄色く枯れてきた
- 玉の底(根の付け根)が平らになったら
- 花芽(ニンニクの芽)を摘み取ってから1週間から10日後
ホワイト六片は、花芽の出来にくい品種と言われてますから、3は目安にしにくいかな?
1の葉が黄色くなるは、地上部ですからわかりやすいですね。
2は掘ってみないとわかりませんが、一番確実な方法と思います。
試し堀りをして確かめる
ニンニクは今年初栽培ですので、正直目安がよくわかりません。
2の葉が黄色くなる・・は、見たところまだ早い気がします。
ただ確証は持てませんし、何よりここまでやってきて最後に収穫期を逃すのは嫌ですので、やはり試し堀りをして自分の目で確かめるのが一番でしょう。
だいたい標準的な株の太さの1本を選びます。
普通は上に抜きますが、どのように根が広がっているかも見たかったので、丁寧に前側の土を掘っていきました。
こうして一度、根の張り方を見ておけば、土の中の様子も想像しやすくなります。
実際、思っていたより横にも広がっていました。
軽く土を落としましたが、根の量がすごいですね!
しっかりと養分を吸っていた事でしょう(^^)
肝心の玉は、少し小ぶりです。
茎の太さが玉の大きさに直結するようで、一ヶ月前に茎の太さを色々変えて試しに抜いてみたんですが、わかりやすく大きさに差がありました。
根の付け根は、まだ外側に丸く、収穫には早いです。
これが平らになれば収穫時期。
逆に、内側に凹むようだと、もう遅いらしいです。
でも、見た目の問題だけで、畑で完熟するまで栽培する方もいるようですので、少しずつ時期をずらしての収穫もしてみるつもりです。
これからしばらくは、ちょっとずつ試し堀りしながら、時期を見極めたいと思います。