あめつちニンニク栽培記13-冬眠

2020年1月8日

今回栽培しているニンニク、福地ホワイト六片は、ちょっと不思議な性質を持っています。

それは、冬眠して冬を越す事。

秋に芽を出してある程度葉を出したところで、冬に入ります。

特に雪国では、完全に雪の下へ・・・

春になるまで、冬眠して成長を止めてしまうんですね。

(ただし、これは寒地系ニンニクのみ。暖地系などの冬も成長するニンニクもあります。)

そして春になってから、成長を再開します。

他の農作物では、あまり見ない性質ですね。

12月末頃の状況。

暖冬が続いたので、思っていたより成長しました。

冬眠中の管理

基本的に、何もしなくて良いです。

雪国では、何も出来ないですしね。

肥料も吸収しませんし、成長もしません。

そして寒さに耐えれば耐えるほど、鱗片も大きくなるようです。

(だから、寒い青森が一大産地だったりします)

冬の時期は雑草もほとんど成長しないので、冬期は手間のかからない植物、それがニンニク栽培です。

ただし、冬眠前の生育状況は重要です。

あまりに大きすぎたり、逆に小さすぎても、春からの成長期に影響を及ぼすようです。

その年の冬の気候を見定めて、植え付け時期を決めるのが大事ですね!