春から初夏へと移り変わる5月。

本来は過ごしやすく気持ちの良い季節であり、農業においても夏に向けて定植や育成期と大事な時期なのですが、どうも近年は様子がおかしい様に感じます。

高温・雨量の多い5月

まるで夏のような高温に一気になる事も多く、高い気温は大雨も呼びます。

高温で大雨という事は、本来起きるはずのないトラブルが発生しやすいという事です。

まずは、気候がおかしくなれば当然生育に障害が出やすくなります。

他にも、定植前に大量の有機肥料や堆肥を入れていた場合、分解時にガスが湧きますが、高温ほど分解が早くさらに悪影響が出ます。

雨で排水不良になれば、嫌気性の悪玉菌が悪さをしますし、化成肥料も雨で流れやすく、肥料の偏りや流出も有りえます。

ただでさえ夏に向けて忙しい5月に、トラブル対策にまで追われてしまっては大変です。

トラブルを未然に回避するには

天候が良好であるかもしれない・・・という楽観的予測はやめて、これまでとは違うかもしれないという意識が大事です。

まず大事なのは、やはり排水性を上げる事。

局地的な大雨や長雨でもしっかり排水出来るよう、明渠排水はしっかりしておきましょう。

そして、未熟な堆肥や有機肥料を使わず、しっかりと完熟した質の良い物を使う事。

何度も書いていますが、どちらの対策にも乳酸菌もみがらぼかしは有効です。

他にも、長期の天候予測も念の為必要でしょうね。

 

「今まではこれで良かったんだ」

という考えでは、変化に追いつけなくなります。

技術を磨く事で、作物が活き活きと育つ環境を整えられたら、生産者冥利に尽きると思います(^^)