エアコンの壁スリーブ穴を開けるー2
前回の続きです。
エアコン新規取り付け用の、壁スリーブ穴を開ける「準備」まで済ませたとこまでで終わりました。
では、実際に穴をあけていきましょう!
下穴をロングドリルで開ける
エアコン用のスリーブ穴で注意する事として。
外側に向けて、勾配をつけなくてはいけません。
この穴を通してエアコンの排水をするので、スムーズに水が流れるよう角度にして5度前後の勾配をつける事とされています。
前回紹介したように、一発で壁を抜けるコアドリルで穴を開けるのであれば、コアドリルを刺す時に角度をつければ良いだけでしょう。
ただ、今回はホルソーで外側と内側、両側から穴を開けていく為、しっかりと位置決めをしてから開けないと計画通りの勾配になりません。(雑にやっちゃ駄目な箇所)
という事で、まずは室内側から「水平に」下穴を開けます。
「ドリルガイド」を使えば、ドリルを対象にまっすぐ当てられます。
そして、室内から室外まで一気に下穴を開けられるよう、ながーーいドリルも購入しておきました。
200mmのロングドリル。

直径は4mm。ドリルガイドが使えるサイズにしました。
印をつけた穴の中心に合わせてドリルガイドを当てて、屋外までいっきに貫通する下穴を開けます


ここでドリルが斜めに入ると、勾配がうまく取れないかもしれないので慎重に!
(1回失敗して開け直したのはナイショ・・)
で、外側に開いた穴から20mmほど下に目印をつけます。

外からホルソーを使う際には、この目印を中心に開ければ、内側から外側へ向けて勾配が取れる穴を開けられるという事です。
ホルソーで壁に穴を開ける
では、いよいよ本番!
ホルソーを使って壁に65mmの穴を開けます

ロングドリルからホルソーに付け替え、下穴を中心にして穴を開けます・・が、すごく大変でした…
現代のだいたいの家の壁がそうですが、構造用合板というベニア板みたいな合板と、さらにその外側に外壁材の二重構造になっています。
外壁材は色々と種類がありますが、我が家は窯業系サイディング材。
セメントと繊維を混ぜて成形した物で、このサイディングに穴を開けるところまではまぁ問題無かったです。
問題はその内側、構造用合板。
これが固かった!
ホルソーを押し当てても、全然刃が入っていかない。
キュルキュル擦れる音がやまびこのように響くだけ・・
振動ドリルとか使えばもっと良かったのかな?ともかく凄い時間掛かりました。
充電式のドリルも、あまり大きな力を連続して掛けると壊れてしまうし、休ませ休ませ多分1時間ほど格闘した後、ようやく開通・・


この構造用合板である程度家の強度を出す工法、なんだか納得しました。
強いわコレ。
で、断熱材をかき分けて壁内部の様子をチェック。

下地センサーでチェックした通りの位置に、梁がありますね。
その梁ギリギリになるよう外壁側の穴を開けたかったので、ほぼ狙い通りです。
ちゃんと計測したり下穴開けたりの成果ですね!
で、続けて室内側も開けます。
室内側は石膏ボードの壁で、こちらはたいした手間もなくするっと開きました。


ネジが固定出来ないぐらい柔らかいボードですからね。
という事で、無事貫通穴が開きました。

自在スリーブを通す
穴は開きましたが、このままでは駄目です。
スリーブを通して、穴を保護します。
勾配がついていてもピッタリ壁に合う、自在スリーブを使いましょう。

斜めにスリーブを入れても、ジャバラの部分で角度を調整してくれます。
壁内の断熱材を横に寄せて自在スリーブを通すとこんな感じ。


ツバは室内側にして、外側の壁との隙間はコーキングでしっかり埋めておきます。
乾いてから、飛び出した余計な長さはカット。
これで、無事エアコン用の壁スリーブ穴の工事完了です!
あとはエアコン取り付けですが、これはさすがにプロにお任せ。
でも、ちょっとDIYしたとこもあるので、気が向いたらまた書こうかな?


