暖地系ニンニクの収穫!ニンニク栽培記2020-21(14)

本来なら、5月末ぐらいがだいたい収穫期の暖地系ニンニク。

ただ、2021年は記録的な早さでの梅雨入り予報。

ということで、収穫時期については、ものすごーーーく悩みました・・・

5/16(日)、翌日からはしばらく雨が続くとの予報。

畑1:去年までと同じ傾斜畑

その段階での、去年までと同じ畑の地上部はこんな感じ。

こちらはいい具合に葉が枯れてきてますね。

こちらはもう収穫してしまいましょう。

収穫するときは、土が乾いているときが良いです。

湿っていると、腐りやすくなります。

土の上で、少し太陽に当てて乾かし、土を落としやすくしてから回収です。

すぐに葉を切り落とし、根は時間が無かったので数日後に切りました。

去年までと同じく、有圧換気扇を使った乾燥機にセット。
(実は改良中だけど、間に合わなかったの・・・)

2019年型ニンニク乾燥機
2020年型ニンニク乾燥機

改良型が完成するまで、ひとまずこれでOKです。

畑2:新しく借りた畑

もうひとつの、今年からの畑はどうでしょうか。

こちらはまだ青々としており、もう少し待ちたい感じ。

そこで何本か試し掘りしてみました。

今期は2種類植えています。

右側:上海早生。
大玉になりやすく、生理障害も少ないが、鱗片ひとつひとつは小さく12個前後入っている。
中心部に子ニンニクが出来やすい。

左側:嘉定種
少し小ぶりながら鱗片は8片ほどと、ホワイト6片に近い形状。
鱗片1個は上海早生より大きめ。
博多8片や平戸ニンニクは、こちらをルーツとしていると思われる。

撮影の角度が悪かったですが、どちらもオシリの形状がまだ丸く、これが平らになってきたあたりが収穫適期です。

ということで、こちらは収穫をもう少し遅らせることに。

翌5/17(月)からは、かなりの雨が続きましたので、心配でした・・

1週間たち、なんとか週末は晴れそう。

土曜は土を乾かし、日曜に一気に収穫してみましょう。

こういう天気が読めないときは、兼業農家は難しいですね。

こちらの畑は、ずいぶん成績が良く大玉が多い感じ。

でもやはり、土が乾ききっておらず、ちょっと難航。

それでも丸1日使い、こちらの畑だけでコンテナ3箱収穫できました!

これもまた乾燥機にかけますが、なんとか自作乾燥機を改良して使いたいものです。

というか、絶対に乾燥機があったほうが良い仕上がりになるので、なんとか間に合わせるよう頑張ってみます(^^)