ニンニク栽培記2019(8)_もみがらぼかし散布と中耕・土寄せ
冬季間は手間の少ないニンニク栽培。
それでも、最低限の管理はしていきます。
ブログでの記事化は遅くなりましたが、去年末に以下の作業をしています。
- 乳酸菌もみがらぼかしの散布
- 中耕
- 土寄せ
これはそれぞれ別の目的による作業ではあるのですが、作業内容が少しずつかぶっている為、同時に行うのが効率的です。
それぞれの目的としては・・・
・乳酸菌もみがらぼかしの散布
→土壌が完成していれば不要だが、まだ土作りの途中の為、土壌改良の意味合いで散布
→好気性微生物の追加や排水性向上を図る
・中耕
→除草。冬場とは言え、暖地の静岡では背の低い雑草が出る。かつ、雑草の緑肥化。
→土中への酸素供給
・土寄せ(培土)
→根本へ土を被せる事で、中耕では出来ない根本の除草(埋めてしまう)
→土壌への酸素供給
→ 倒伏防止(少しずつでも土は流れていくので、根本への土の補充)
このように、どれも少しずつ意味合いが重なっていますね。
という事で、まずはぼかしを散布し、土を中耕します。
左側の畝間は、ぼかしを散布してまだ中耕前。
右側はそれを深耕鍬で中耕したところです。
深耕は、以前紹介した土起こし器(深耕鍬)を使っています。
この幅に合わせた畝間にもしてあり、作業はしやすいです。
そして起こして柔らかくなった土を、今度はレーキで根本に土寄せする・・といった手順で進めていきます。
この土寄せをする分を考慮して、種は少し浅く植えてあります。
浅い方が酸素供給という面でも有利ですからね。
さあこれで桜が咲く頃までは、ほぼ管理無しで放置可能です。
あまりに変な長雨があったりした場合は、乾いてからもう一度中耕しても良いかなとは思っていますが。
ニンニクは冬季間の管理が本当に楽ですね(^^)