洗面台の水漏れを修理する

ある日の朝、妻が私を呼ぶ声で飛び起きました。

「洗面台の下から水が漏れてる!」

…おっとそれはいけない。

と同時に、頭の中ではいつも通り「修理出来るかな?」の思考に切り替わります。

いつだってまず自分で修理したいんですよね。

どこから何が水漏れしているか確認

まずは原因追求です。

洗面台の下の収納から物を一個ずつどかし、水漏れ箇所チェック。

このあたりの作業しているときは急いでいたので、写真撮っておらず…

アマゾンからの拾い画像ですがこんなやつ

水栓の先がホースになっていて伸ばせます。

どうも、そのホースから漏れている様子。

…排水側じゃなくて良かった…

漏れている水が綺麗なら、拭き取るだけでOKです。

漏れてきた水を受ける箱が純正でついているという事は、漏れる事前提なのでしょう。

寿命は10年前後のようです。

我が家も築13年ですから、まぁ交換時期だったのでしょうね。

型番チェックとどうするか

洗面台の型番をチェックし、部品交換が可能か調べてみます。

パナソニックの洗面台で、「GQC755KMUZA」という型番でした

これから調べていくと、ついている水栓自体の型番も判明。

ホントは水栓の裏にシールが貼ってあるようなんですが、見えないんですよね(笑)

水栓の型番は、「CQFL400」

交換用の純正ホースは「CQ01MJ05X」

調べてみると、もう廃盤でした。

アマゾンとかで、探せばあるにはあるけど割高。

ホースだけも探してみましょう。

入手自体は可能だけど、ホースだけで9000円ほど。

水栓の現行機種についても調べてみると、だいたい16000円ほど。

ホース以外の部品も劣化していますから、これぐらいの価格差なら水栓そのものを交換することにしましょう。

一番シンプルで安価な、「CQC01APBAN」を選択しました。

水栓到着までの間に故障品を取り外しておく

少しでも水を出すと、結構水漏れしてきます。

家族がいつものクセで使わないよう、物理的に取り外しておくとしましょう。

ちょうど連休初日だったので、新しい水栓到着まで数日掛かるってのもあります。

メーカーホームページから、施工要領書をダウンロードして確認しつつ取り外していきます。

洗面台下から、水栓固定用のボルトを取り外し。

狭いので結構大変です…

水とお湯の元栓を閉めてから、それぞれのホースを取り外します。

残水が垂れてきてもいいように、下に桶を用意しとくといいでしょう。

あと、こういうときにペットシーツは凄く便利!

使い捨てられるし、水分はちゃんと吸い取ってくれるし。

下に敷き詰めておけば安心です。

水漏れしていたホースを取り外します。

洗面台下でやるには狭すぎたので、上に引き抜いてからやった方が楽でしょう。

このホースを固定しているナット、片側を抑えながら回さないとホースがねじれます。

注意書きのシールも貼ってありますが、注意ポイントです。

水栓取り外し完了!

これは金属ゴミかな・・

ついでに排水も掃除する

せっかく洗面台の下をスッカラカンにしたので、ついでに排水も掃除しておきましょう!

こんな事もないと掃除する場所じゃないですからね。

排水トラップの下側には水抜きがあるので、まずはそこから水を抜きます。

結構汚い水が出てきますね。桶でしっかりと受けましょう。

外した側はブラシなどで内部を綺麗に。

外せなかった側も、可能な限りタオルペーパーなどで拭き取ります。

作業完了!

ピッカピカになって気持ち良いですねぇ

これで後は新しい水栓の到着を数日待ちます

新しい水栓の取付

新品の水栓が到着。

水漏れから4日目で到着したものの、仕事が忙しすぎて結局週末作業です…

一週間も家族に不便を強いました。

取付時も、施工要領書をしっかり読みながら行います。

こういう説明書、読まない人多いんですけど、大事ですよ!

水と温水のホースを取り付け。

旧型はホースに赤い線と青い線が入っていて区別していましたが、新型は温水側に赤いテープが貼ってあるだけです。

多分これ、ホースの部品自体を同じ物にすることでコストダウンしたんだと思います。

そういうの大事!

固定ボルトも若干形状が変わっていたので、細かいところでバージョンアップしているのでしょう。

…狭くてすっごい大変なのは変わりませんが

という事で取り付け完了!

ちょっと見た目は変わりましたが、使用感はたいして変わりません。

元栓の水量は調整して終わりです

洗面台下に棚を作る

さらについでに、物で溢れかえっていた洗面台下の改造にも着手

といっても、売り物の棚を買ってきただけですが。

横幅調整可能で、二段の棚を作れるタイプです。

これに収納ボックスを入れていけば、物がゴチャゴチャするのも避けられそうです。

寸法測って、ぴったりサイズの収納ボックスを探しましょう。

こうやって寸法書いておいてから探すと、間違えにくくていいですよ!

収納ボックスは妻に選んでもらったので、人に伝える際には特に有用。

 

という事で、作業完了でした。

業者に頼めば、水栓代も含めて相場は3~5万円との事。

水栓は16000円、作業の時間はプライスレス。

だいぶお安く済ませられたと思います。

やっぱりこういう作業は楽しくていいですね♪