オクラ畑の中耕と雑草処理ーオクラ栽培記2021(3)
5月末に種まきしたオクラ、まずまず順調に生長しています。
ビニールマルチは使っていないので、ちょっと雑草が目立ってきていますね。
ただ、これまでも何度か書いてきていますが、私の師匠の農法では、ビニールマルチ厳禁。
そもそも、ビニールマルチの目的はだいたい以下のような感じだと思います。
- 雑草予防
- 降雨による土の跳ね返り防止
- 地温を上げる
- 土壌水分量のコントロール(蒸発防止 or 水分供給防止)
- 土壌の流出防止
とくに雑草抑制には大きな効果を発揮する反面、逆に大きなデメリットもあります。
- 夏場、地温が上がりすぎる
- 株間や条間の中耕が出来ない
- 蒸れる
これらのメリット・デメリットを秤にかけて、どちらを選ぶか・・という話ではありますが、雑草抑制についてはマルチが無くてもある程度コントロール可能です。
条間の中耕
雑草は、大きくなる前の若葉の状態で、土を軽く撹拌してやればかなり抑制出来ます。
そのための道具や農具は様々ありますが、私が使っているのはコレ。
去年もオクラ栽培で使った「たがやす」。
なかなか使い勝手も良かったので、今年も活躍させていきます。
オクラの株にあたらぬよう、条間をゴリゴリと走らせていきます。
中耕も兼ねたこの作業で、小さい雑草の芽は引き抜かれ、緑肥としてすき込まれ、土には酸素が供給され、いいことずくめです。
畝の壁部分は、レーキを使って軽く土寄せ。
小規模栽培だから出来る事でもありますけどね。
これを、オクラが大きくなるまで何度かやっておくと、雑草をかなり抑制出来ます。
一度雑草が大きくなると大変なので、初期にマメにやっておくのがコツ。
オクラが大きくなった後は、大きく茂った葉で日陰になるので、あまり雑草は生えてきません。
株間の中耕は難しい
ただ、この中耕機も株間の雑草管理は難しい。
そこまで細かくやっていると、時間が掛かりすぎるので、株間はある程度放置しています。
その結果・・・
やはり、株間には雑草が生えてきちゃいましたね。
仕方ないので、大きいのは手で摘んでいます。
このあたりも、うまく中耕と雑草除去をしたいところなので、色々と試行錯誤中でもあります。
さあ収穫まではあと一ヶ月ほど。引き続き栽培頑張ります!