ニンニク栽培記2019(7)_寒地系品種の植え付け
今年は暖地系・寒地系、両方のニンニク栽培をやってみて、そこから品種を絞っていこうと考えています。
寒地系ニンニクの植え付け時期は10月末~11月頭。
10月の中旬はなんだか梅雨のように天気が悪く、準備に手間取りましたが、いよいよ植え付けです!
ホワイト6片の植え付け準備
寒地系ニンニクといえばこれ、代表種でもあるホワイト6片。
今年も青森から取り寄せた分と、去年の栽培分から自家採種した種、両方を育ててみます。
同じ土地で世代を繰り返す事で、その土地にあった種になる・・というのと、ニンニクの種子は管理が難しく、大きな設備を持ったところで管理されている種子を購入した方が安定する・・という、両方の話を聞いていたので、ならどちらも試しながら将来どうするか決めればいいか、と考えています。
去年と同じところから購入した種子。
そのまま販売できるぐらい立派で、キレイです。
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10玉で700g程度ということは、1玉70g。
これぐらいのサイズを目指して栽培したいところですね。
玉をばらして、種子を1個ずつにわけていきます。
だいたい、1個7g以上が種子にできる目安。
今年は多めにあるので、大きめの種子を選抜しました。
これを3時間ほど100倍希釈した玄米アミノ酸酵素液に漬け、水分を吸わせた後に軽く陰干し。
表皮が乾いたら、植え付け準備完了です。
植え付け
植え付け自体は、暖地系と一緒です。
1条植えとし、株間は22cmほど。
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みどりの放線菌を埋め込み、病気への対策としています。
種の向きも揃えて、葉同士が当たるのを防ぎます。
雨予報はしばらくないですが、土の湿度はさほど低く無さそうなので、灌水は無し。
後は発芽まで待ちましょう!
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それにしても、傾斜の強い畑です^^;
作業をするにも一苦労。
新しく借りれた方は平地なので、そちらの土作りもどんどん進めていきたいですね。