ZenFone3 LaserのUSBコネクタ修理
友人から一報。
ZenFone3 Laserの充電が出来なくなった、修理出来ないか?
そう言われれば、やりたくなる性分です(笑)
ZenFoneは扱った事が無いし、他人のスマホなので、条件は付けさせてもらいました。
「もしダメだったら諦めてね、交換部品は自分で買って支給してね。報酬は缶ビールぐらいで!」というところで、やってみることに。
幸い、世に出回るスマホのほとんどは、修理や分解のやり方がネットに載っています。
今回のトラブルは、どうやらUSBコネクタの不良の様子。
それを参考にやってみましょう。
液晶パネルの取り外し
まずは液晶パネルを外して、中の基盤が見える状態にします。
ZenFoneはUSBコネクタの左右に、精密ネジ2本で固定されています。
ただ、こういったスマホは、簡単に分解出来ないように、特殊な頭のネジを使っている事が多いですね。
今回も、トルクスT2という、ちーーーさい六芒星の星型ドライバーが必要です。
でも大丈夫、こんな事もあろうかと、特殊精密ドライバーセットを持っております(^^)
30種類の頭が付け替え可能、今までこれに合わないスマホのネジはなかったです。
これでネジを外した後、液晶パネルを外していくのですが、取っ掛かりがありません。
そこで使うのが吸盤。
液晶にピタッとくっつけて、引っ張ります。
空いた隙間に、ヘラや分解用の棒を突っ込んで、少しずつ浮かせていきます。
上部に液晶と本体を繋ぐケーブルがあるので、それを切断しないよう、慎重に開けます。
開きました。
USBコネクタの移設・ハンダ付け
ここから、問題のUSBコネクタを取り外します。
ちーーーさいネジを一個ずつ、なくさないよう、どこについていたかわかるよう、外していきます。
外した、USBコネクタの基盤。
右が、壊れていた基盤。左が新品です。
残念ながら、バイブだかの部品が新品には付いてません。
移植が必要なんですが、まさかのハンダ付け。
はんだごてを握ったのは、何年ぶりでしたかね?
基盤を壊さぬよう、慎重に移植します。
移植も無事完了し、再度組み立てていきます。
ネジ止め前に、念の為充電可能か確認。
ちゃんと右上の充電ランプがついていますね!
これで修理完了、壊れたスマホも3000円ほどの部品代で直りました(^^)
やっぱり、何かを分解・修理するのは楽しいです♪