押入れ用除湿機・センタックを修理する
長年、色々な用途で活躍してきた押入れ用除湿機のセンタック。
もとは通販生活で購入し、湿気がちな押入れ用として使っていたのですが、初期のにんにく乾燥機に活用したり、下駄箱で使ったりと、コンパクトさゆえに便利なやつでした。
そんな大活躍の除湿機くん。急にファンが回らなくなってしまったのです。
買い替えても良いのですが、せっかくだから修理してみました。
ファンの仕様と型番を調べて交換品を購入する
この除湿機は、ペルチェ式というシンプルな構造ですので、分解するのも簡単です。
で、バラしてファンを取り出してみました。
型番から調べると、多分このファンを使っています。
交換すれば・・と思ったのですが、約8000円。
除湿機が9000円ですので、それなら買い替えた方が良い。
でもそれじゃ面白くないので、ファンの仕様を確認。
多分下記ページがメーカーの公式じゃないかな?
ファンの外形は一般的な80mm角。厚さは25mm。
さらに、電圧・電流・風量などをチェックして、ほぼ同等の安い国産のファンを探します。
で、見つけたのがSanACE 標準DCファン。
モノタロウ:SanACE 標準DCファン
約3000円。これぐらいなら許容範囲でしょう。
ファンを交換する
新しいファンが届きました。
まず最初に、本当に動くかを確認します。
配線だけ繋ぎ変えて、動作チェック。
スイッチのオン・オフで、ちゃんと動作しました。
だいたい同じ風量のファンを選んでいるので、そこは気にせず作業を進めます。
新しいファンを組み付けていくだけなのですが、新旧のファンで四隅の形状が少し違ってて、干渉がちょっと出てしまいました。
まぁ、あたるところをカットすればいいだけなので問題なし。
ついでに、ホコリまみれの内部も清掃しながら組み付けていきます。
全部組み立て直して、終了。
所要時間は小一時間ほど。
こういうちょっとした修理で済む家電製品って、結構多いです。
ちっちゃいスイッチ一個が壊れただけとか、接触不良とか・・・
最低限の知識と技術、そして度胸とやる気さえあれば、わりと直せちゃうもんです。
それに修理って最高に楽しいですしね(^^)