土壌の分析は自ら行おう!

2019年9月26日

前回の記事で、マルチシートの不要論を書きましたが・・・

その理由として、最も大きいのが「土の状態を判別出来ない」だと思います。

ただでさえ見えない土の中。

シートを被せ、収穫完了まで蓋をしてしまえば、土の中がどうなっているのか、全く知る術が無くなります。

水をあげたらどうなるのか、どこまで浸透して、どこで貯まるのか。

病気などのトラブルがあったとき、土の中はどうなっているのか。

蓋をしてしまえば増々わかりませんものね。

土の分析は自らの五感で行う

師匠からは、「問題が出たら、必ず土を掘ってみる事」と教えられています。

これを習慣化せよと。

どこに水が溜まっていて、その水がどんな状態なのか、どんな味と臭いがするのか。

土は手で触ったらどうなっているのか。

五感をフルに使って、土の状態を確認するべしとの教えです。

決して、PFメーターや水分計などの機械にだけ頼らず、己の感覚をも磨いていきなさいという事でしょう。

そして、その確認や五感での判断は、やはりマルチで覆っていては出来ない事!ですね(^^)