オクラ部会による巡回と勉強会-オクラ栽培記2023(3)
オクラに関しては、規格品の全量買取というとてもありがたい方式で、しずてつストアに納入させて頂いております。
その分、皆で品質が良く美味しいオクラを栽培しようという意識も高く、オクラ部会内で年に2回各会員の圃場を全員で巡回し、確認と指導を行っています。
という事で、今年一回目の巡回です。
オクラ部会の会長の圃場。面積も広いし、生育も順調です(7/15の様子)
各圃場は、その主の性格が色濃く出てくる感じがします。
会長のは、豪快に、力強い育ち方をしていますね。
ちなみに、同日の私の圃場。
生育のいいあたりは良いのですが、均一になっていないのが問題点。
水はけの良いところ、悪いところがはっきりわかれてしまっています。
来期へ向けての改善点ですね。
あと、生育の良い圃場の特徴を巡回しながら考えていたのですが、なんとなく2点ある気がします。
ひとつは、水はけ。
オクラ、水を多く必要とする作物ではあるのですが、水はけが悪いと根張りも悪いし、嫌気性になりやすいところから病害にもかかりやすいと感じています。(萎凋病など)
なので、水はけが良い圃場や、もしくは傾斜地で栽培している方の生育がいいですね。
ただし、水切れしないように管理する必要がありますが。
もうひとつが、前作が田んぼ。
1点目と矛盾するようですが、一度田んぼとして使うと、土壌の状態がある程度リセットされて、連作障害が発生しにくいのでは?と思います。
さらに水切れはしにくい上に、灌水が非常に楽というのも利点ですね。
という事で、今後は水はけを良くする方向性で圃場管理を進めていきたいと思っています。