病害の一番の要因はカビ。しっかりと対策しよう
収穫の前に駄目になってしまったり、病害にかかってしまうと、やはり悲しいです。
ただ、それらにも当然原因がある訳で、その原因がしっかりとわかっていれば、対応・対策もとりやすくなります。
作物の病害・その多くはカビが原因
消毒が必要となるような病害、その多くはカビ(糸状菌)が原因です。
うどんこ病・すす病・さび病・青かび病・いもち病・灰色カビ病・ベト病・立ち枯れ病・・・
よく聞くような病害ばかりですね。
雨や風で飛んできた胞子が植物の表面に付着し、植物内へ侵入。
養分を吸って成長し、再び胞子を作って飛散。
そうして広がっていき、植物の成長を阻害したり腐らせていきます。
なお、広がりやすい環境というのは、人間の生活でもよくカビが発生するところを思い浮かべればわかりやすいでしょう。
ジメジメしていて、空気が通らないところ。そして暑い時期。
つまり、高温多湿ですね。
カビの原因を知って対策を取る
カビだとわかっていれば、対策もとりやすくなります。
密植を避け、風が通りやすくする。
排水性を高め、ジメジメさせない。
腐敗するような有機物を入れない。
もちろん、発生してしまえば消毒も有効。
ですが、そもそも発生させない努力こそ大切だと思います。
他にも、植物の生育に役立ち・病気に対抗できるような微生物(善玉菌)を土中に増やすのも有効です。
このブログで何度も取り上げている、乳酸菌もみがらぼかし。
これはその対策に有用な資材だからこそ、使い続けています。
最初から病気を出さないような、そんな栽培を目指しています(^^)