乳酸菌もみがらぼかしの効果実験-2

2019年12月17日

前回、籾殻ぼかしを混ぜた畑の土・混ぜてない土・購入した土での発芽と生育テスト状況を紹介しました。

発芽後3週間でこの差。

さて、この写真の翌日、大雨になりました。

どうなったかと言うと・・・

粘土質の畑の土プランターは、排水不良で冠水しています。

土の表面がガチガチなので、雨水が浸透しないんですね(プランターの底には、追加で穴をいっぱい開けてます)

この状態では、根は呼吸できず、腐ります。

悪い菌も増殖しますね。

一方、籾殻ぼかしをたっぷりすき込んだ畑の土プランターは、しっかり雨水を浸透させて、排水しています。

籾殻自体は、目に見えない細かい穴が無数に開いてます。

なので、吸水した後、無駄な分の排水が実に優秀なんです。

かつ、保水力も抜群なので、この後日照りが続いても、水分率を高く保持します。

ただし、生の籾殻は、表面がロウのような物質で覆われてますので、水を弾きます。

分解力抜群の乳酸菌で、しっかり発酵させてあるから可能な事ですね(^^)

これで、粘土質の土であっても、籾殻ぼかしをすき込む事で、劇的に改善する事が証明出来ました。

こうやって、実際に狭い範囲で効果を実感すること、大事だと教わっています。

この後、面積を広げていけば良いのですからね。

最初から、大面積でテストして、失敗すると大変ですから(^_^;)