乳酸菌もみがらぼかしの効果実験-1
これまで紹介してきた乳酸菌もみがらぼかし。
土の微生物性を高めたり、土の物性を良くする効果が高い上に、自分で安価に作れる最高のぼかし。
では、効果は本当にあるのか!?
簡単な実験をしてみました(^^)
3種類の土で同一作物の成長比較
比較しやすいよう、プランターで栽培実験です。
3種類の土を用意しました。
- 畑の粘土質の土(もみがらぼかしたっぷり漉き込み済み)
- 畑の粘土質の土(そのまま)
- 有名種苗メーカーの、高い土
本当は同じプランターでやるのが良いのでしょうが、あいにく3個はなかったので(^_^;)
そこへ、スイスチャードの種を、同じように蒔きます。
発芽後3日目
わかりづらいですが、芽が出てきた時点で、結構差があります。
ぼかし入りの土は、まんべんなくキレイに芽が出ていますね。
ぼかし無し・購入した土は、発芽率が少し悪く、まばらです。
発芽から2週間後
はっきりと差が出てきました。
ぼかし入りは、どの株も元気に成長して、プランターを賑わせています。
ぼかし無しは、何度かの雨の後、土が固くなり、株数も生育も悪いですね。
そして、購入した土が、意外と悪いです。
もう少し健闘すると思ってましたが、発芽も揃いませんでしたね。
発芽から3週間後
一目瞭然ですね!
畑の土は、ガチガチで根も広がらないし、空気も入りません。
プランターの差もあるでしょうが、それでも土を触ると全然違います。
籾殻ぼかしが、土をフカフカにしてくれたんですね(^^)
ただ、種苗メーカーの土もフカフカです。
それで、どうしてここまで差が出たのかは、はっきりわかりませんが、無駄に栄養分が有りすぎなのかもしれません。
深く広く根を広げなくてもいい状態だと、逆に強く育ちません。
わざわざ高いお金払って買った土より、安く自分で作れる籾殻ぼかしを入れた土の方が、植物には良い環境なんですね(^^)
さて、最後の写真の翌日、大雨が降りました。
面白い結果となりましたので、次回をお楽しみに!